表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星屑彼方の君とあの夏の旅  作者: 憮然野郎
第一章 星屑彼方の君とあの夏の旅
22/40

第20話 ディアーナ フラクタルの雲

ふわふわと空に浮かぶ、形がそっくりな雲たち。


ちいさな雲が集まって、大きな雲を作っている。


1/fゆらぎを静かに奏でるフラクタルの雲。


その不思議な形を見つめているうちに、

僕は夢中になっていった。


まるで、ずっと探し求めていたパズルを見つけたような気持ちで。


静かで特別な時間がゆっくりと流れていく中、彼女は僕に話してくれた。


ちいさな砂粒の中にさえ、宇宙が広がっていること。


ロシア人形みたいに、宇宙の中に宇宙がいくつも重なっていること。


世界は、たくさんのパズルがバラバラに散らばったようなものだって。


でも、僕たちはいつも、そのパズルのほんの一部しか見ることができない。


この世界は、目に見えないものでできているから。


彼女は、5次元の存在で、僕たちの宇宙そのものだって言う。


そんな話、普通信じられるわけがない。


でも、彼女は確かに僕の目の前にいた。


彼女は僕に何かを伝えようとしていたけれど、


眩しい光が僕の意識を包み込んだ。


そして、彼女の姿は消えてしまった。


必死に彼女を探したけれど、

どこにもいなかった。


まるで、僕が彼女を忘れるように、

僕の心は真っ白になっていった。


ぼんやりとした意識の中に、誰かの声が響いた。


【掲載に関するお知らせ】

いつもお読みいただきありがとうございます。

今後の運用方針に伴い、当サイトで公開中のエピソードは、予告なく非公開とする場合がございます。

公開されている今のうちに、ぜひお楽しみいただけますと幸いです。

尚、当内容については、憮然野郎のnote 掲示板にて詳しく告知しています。

https://note.com/buzenguy/n/n9517e6b198fc

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ