Prologue
2001年9月11日
現地時間午前8時46分
アメリカニューヨーク州にあった当時で世界でも有数の高さを誇っていた世界貿易センタービル北棟にハイジャックされた飛行機が衝突した。
それは当時では世界最大のテロ事件として名をはせることとなるとはこの時は誰も知らないでいた。
午前9時3分
ハイジャックされた飛行機が今度はWTC南棟に衝突する。
その35分後には|アメリカ国防総省本庁舎に3機目の飛行機が衝突し一部破壊される。4機目の飛行機もあったがワシントンD.Cより240キロ離れた場所に墜落した。
後にこの事件をアメリカ同時多発テロまたは9・11テロ事件と呼ばれるようになり、それまで水面下でのテロ行為が浮き彫りにされた事件でもあった。
死傷者の数はおよそ1万人以上に上っている。
2005年7月7日
現地時間 午前8時50分
イギリスロンドンに置いて地下鉄3か所がほぼ同時刻にその1時間後にバスが爆発するテロ事件が発生した。
9・11テロ事件より負傷者は少ないものの800人程が死傷した。
2015年10月31日
カナダにある原子力発電所が爆発。敷地内にある8機すべてが崩壊し放射能が半径数百キロに及ぶ大惨事となった。これによりカナダ当局及び、アメリカ政府は汚染されたすべての地域を無期の地域封鎖を決めると同時にこの事件は反政府によるテロ行為だと見解する。
その後も1、2年に一度の周期で大規模なテロや破壊、拉致、誘拐など人道に反する行為が何年にもわたって続けられ世界中の人々はテロに怯えるように暮らすようになっていった。
その中で、民間には銃器の売買をすることが無かった日本でも2023年に六法の大幅改正によって法律が大きく変わったのだった。
特に銃刀法とそれにかかわる法律が変わり、民間にも自衛目的として銃器が出回るようになった。しかしそれは銃犯罪の激化を意味していることには閉じの政治家にはまったく分かっていなかったのだ。
次に改正された日本の自衛隊が撤廃。第二次世界大戦後の自国軍として『国防軍』を創設した。これにも諸外国の猛烈な反対にもあったが、増加する組織的、大規模テロや外国人犯罪などに対抗するにはこの道しかないと考えられこの案を押し切ったのだった。
そして、日本は2030年までには世界でも有数な銃犯罪国と名をあげることになってしまった。
2038年夏
国連の安保理で新たな部隊を各国に新設する計画が持ち上がった。
その名前は、
Special.
Children.
Assist.
Team.
と言い、S.C.A.T.という略称で呼ばれる特殊救助隊だった。
どうも、こんにちわ。
これは、元々あった小説のリメイクです。
より楽しくしたいと思いますのでよろしくお願いします






