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俺は今漁師たちにウニの取り方を指導していた。まあ取り方も何もないのだが。素潜りだったのでそれが難しかった。泳げる人が少ないのでそこから指導した。俺はもう子供の皮をかぶった規格外になっていた。
「足はバタ足をしてください。手は水をかくように動かします。こういう感じです。ここはこう、ここもこう、ここはこう言う風にします。良いですか?順番です。そして段々同時に行えるようにします」
「「「「おう」」」」
「「「「うん!」」」」
大人も子供も練習に来ていた。俺は学校に通うべく勉強をしているのだがもう全部終わってしまった。あとは待つだけ。学校に通う能力は村長の時点であったらしい・・・・・。まあいい。海洋学者も悪くない。申し分なかった。まあ物足りなくはあったが。米は粥が普通で炊いたりはしなかったのが今までだが段々と炊くのも浸透していった。俺が広めた。いや父さんが広めた。父さんから漁師仲間に、そして母さんが漁師仲間の奥さんに、そしてそれは急速に広まっていった。食文化の進んでいないこの世界何でも新しい物で、人々はそれらを求めていた。
「母さん、炊き立ては塩おにぎりにすると美味しいよ?こうしてぎゅっと!ほら!」
「まあ!ほんと、食べやすそう!それに美味しい!!」アンナ
「俺も食べる!」カミル
「兄さん、サモン取りに行こう!」
「サモンか、良いぞ」カミル
サモンとは前世のサーモンのようなもの。俺が作った食材鑑定で生で食べられることが判明した。なので俺はあれを作ろうと思う。あれはあれだ。ササの葉っぱに包まれたあれだ。
「兄さん魔法で獲ろうよ?」
「いいぞ、どうやるんだ?」カミル
「えーっとね水魔法で探知してサモンを水牢に入れて持ち上げるんだ!」
「へー!難しそう!」カミル
「探知が難しいけど慣れれば色んな魚獲れるよ?」
「やって見る!」カミル
「そうそうそんな感じ!サモンはこの気配こんな感じ」
「へぇ~水牢はどんな感じ?」カミル
「こうやって水を丸くおさえて固める感じ」
「ほんとだ出来た!!詠唱しなかったのに!!」カミル
「ふふふ、イメージがしっかりしてると詠唱はいらないんだよ?」
「本当!!?みんなに教えてくる!!」カミル
「わかった、じゃあ先にサモン取ってるね!」
俺は、家を出て通りを歩く。そこから待ちきれなくて走って海へ向かう。途中、都市の門を抜けて海へたどり着いた。そう言えばこの街、この都市はべテルという。海へたどり着いた俺は早速探知する。いたいた。これこれ早速行くか。サーモンを獲った、探し回って歩いていると兄さんが友達を連れて合流した。俺は水牢を維持して浮かべて置く。
「すげー!!アルそんなこともできんのかよ!」フレッド
「まじかお前の弟やばいな!噂通りじゃん!」ルイ
フレッドが赤髪で兄さんと同い年、ルイが1個下で茶髪。
「アルもう獲っちゃったの?」カミル
「うん。だって待ちきれないもん」
「そっか、みんなにも教えて?」カミル
「いいよ?まずは探知魔法から、探すときに魔素を吸収しているものを探すと良いよ?人や生き物はみんな吸収しているからだからわかるんだ、それを海の中にも広げるだけだよ?魔力を薄く広げると良いよ、こうやって薄い膜みたいにすると良いよこうしたら見えるでしょ?こういう感じやって見て?」
「「で、できた」」
「それでこういう吸収の仕方するやつを探してみて?こう」
「「おお!!」」
「わかった?」
「「うん!!」」
「じゃあそれを囲むように水を布袋で包み込むようにぎゅっとして保つんだ、こんな感じ、やって見て」
「「お、おお!?出来た!」」
「そうそう、それを引っ張り上げてみて?」
「「おお!!サモン!!」」
「俺も!サモンだ!」カミル
「じゃあみんなで帰ってさばこう!」
「「「うん!」」」
「ただいま~!!」
「「おじゃましま~す!」」
「ただいま!」カミル
「あらお帰り、早かったわね?」アンナ
「母さんサモン持ってきた、さばこう?」
「え、ええ、いいわよ、もしかしてみんなもやりたいの?」アンナ
「「「うん!」」」
「じゃあ教えるわね!こっちに来て手を洗って?」アンナ
「「「はい!」」」
「あら?アルは?」アンナ
「俺は知ってるからいい!身の部分を残して?使うから!」
「わかったわ」アンナ
「じゃあ酢買ってくる!」
「は~い、じゃあみんなはこっちね?いいまずは魚を出してウロコを落とします、こういう感じね?」アンナ
「「「はい!」」」
「そしたら――――――」アンナ
「「「はい!」」」
「ここをこうして――――」アンナ
「「「はい」」」
「これで終わりね」アンナ
「これをこうしてこう!酢をかけて混ぜて、そして魚を一緒にササの葉で包んで完成!!押しずし!」
「「「「わぁ!!」」」」
「食べて食べて!?」
「美味しい!!なにこれ!?こんなおいしいものがあったの!?」アンナ
「旨!」フレッド
「旨すぎ!」ルイ
「美味しい!何個でも食べれる!」カミル
「ただいま!なんだそれ!食い物か!!」グランツ
「うん味見してみて?」
「おう!生で食うのか!?旨いな!!レモンが効いてる!それに酢が食べやすくしてくれてる!!旨い!!これも広めて良いのか!!?また金が入るぜ!」グランツ
「ふふふ、食堂に教えてあげたらいいかもね?ちょっと家で作るのは大変だから」
「おおう!」グランツ




