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6話 ヒーローは早めにやってくる

「でどうせ、今日なんでしょ、いきなりなんでしょ」


少しあばれながら、説いた。もういきなり言われるのは、こりごりだ。


「まあそうね今日ね、健康診断」


「健康…診断」


呆然とした。まさかこの世界にも、あるとは


「実はあんたが、買い出しに出ている時に、私も健康診断受けたのよ。そん時に」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「そういえば、鋼さんはAO乗りなのに、健康診断うけてないですね」


医者の先生が、定期検診に来ていた。診断の終わった私に話してくる。


「そういえば、そうですね」


「近いうちにAO戦ありますので、めんどくさくならないうちに、受けておきます?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「てな訳よ、一様2回あれに乗せたけど、後々面倒事になるのいやでしょ?」


ミスカは手を合わせて、それをくねくねさせて頼んだ。何だその手は、


「まあいいけど、診断ってなにやんの?」


俺は、注射は苦手だ。というか好きなやついんのか?


「レントゲンと献血あと心音ってやつ」


安心しつつペットボトルに入った水に、塩を入れながら話した。


「まあ今、身長と体重はめんどくさいからね、色々と」

「レントゲンねぇ…」


あれが、バレなきゃいいけど


病院


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はい息をすって、はいて」


鋼はレントゲンの前で、いきをすっていた。ここからではみえないが、診察室の前で私達は喋っていた。


「今回は、再検診つまりは2回目や、最初の健康診断どうしてパスしよった?」


私はポッケから紙を出した。


「鋼のポケットを調べたときに彼の世界の検診表があった」

「なんやて!?そないなもんがあったんか? 」


驚くわよね、最初見たときも私は、そんな反応だった。


「まあ血液と身長体重が書いてあったからパスできたけどでも」

「でも?」


私は、健康診断の紙の下の方を、指差したそこには


「レントゲンは、別紙参照つまりとっていたはずなのにポケットの中には入っていなかった。」

「捨てたんやろ」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


そんなこんなで、診断は終わり


「はい終了です」


診察室からでてきた。俺に二人は近づく。


「お疲れさん」

「お疲れでどうだった?」


やたらグイグイ来る二人を、尻目に


「ははっなんもなかったよ何にも」


ポケットに検診表をぶちこんだ。あれだけは、知られたくはない


「そういえば、3回目は今日よ」


ミスカは、俺の両肩に手をおいた


「3回目って、なにが」


ミスカは、差も当然のように


「試合だけど」


とりあえず叫ぶことにした


「やっぱり、いきなりじゃねーか!」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


コロッセオの、受付にレントゲンの写真を見せ、そして二人から逃げるように、コックピット、に乗り込んだ。


「なにかあったこと、隠す気ないじゃない」


コロシアム内にはいるブライ、やはりというかなんというか、受付の反応を見るに、この世界でもあれは、普通じゃないらしい


「今までの連中は、さすがに濃いのばっかだったから、薄味で来るでしょ」


そう思った。瞬間どこからともなくBGMが鳴り響く


「正義の炎レッドバーン」

「情熱の森グリーンバーン」

「希望の光イエローバーン」

「真豪戦隊バーンチカル」


名乗りを上げ背後が大爆発した。


「あーまたこのパターンか」

「呆れるのも今のうちだぜ!ぽちっと」


眼の前に、車、飛行機、潜水艦が現れた。


「コード確認!三位一体イドデルオン!!!」


車は体に、潜水艦が足に、飛行機が頭と腕になった。


「どうだこれが、イドデルオンだ!」


赤がそういうと、イドデルオンの足からミサイルが飛んできた。


「うわ、正義の味方面して先制かよ!ブライハルバードたたききってやる!!」


ハルバードで、切ったミサイルは、真っ二つになり、背後で大爆発を起こした。


「ほう、このミサイルを切るとは、なにでできているんだその斧は」


レッドが、驚いている隙に、俺はコックピットにもたれかかり少し考えた。そして一つひらめいた


「どうにかして、ミサイルに引火できれば、足を破壊できるか?」


考え事を、している合間に好機は来た。


「もう一度、ミサイルカーニバル!」

「えっ?あっ!ありがとさん、アームバルカン!」


イドデルオンの足をうった。そしてミサイルに引火し、爆発した。まさかの事態だ、


「こんなんで、いいのか?」


勝ったきでいた、俺の前に爆風から声がする。


「戦場では、それが奢りになるんだ!」


イドデルオンはなんと、上半身で浮かんでいた。


「何だと!」


俺が、驚くと同時に赤は、自信げにいった


「イドデルオンは、三体が合体したもの、すなわち一機撃墜されたからといって、動けなくなるわけではない!」


ハルバードを、飛んでいるやつに、投げつけるも


「再合体だ!」


イドデルオンはバラバラになり、再度くっつきそうになった。しかし


「こういうのは、合体するジョイントのところにいれば、合体できないんだよ!」


ブライは、合体している途中に頭と、足の間に突っ込んだ


「まさか、ジョイントにも、気づいたのですか?」


黄色が、そういうが、ブライは腰のジョイントに挟まったままだった。


「なっ神聖な変形時に邪魔をするだとぉぉぉ」

「神聖なんて知ったことかぁぁぁ」


下に足、上に頭と、くればやることは一つ


「お前たちの真骨頂の前に、俺の必殺技だ!!【シャイニングビーム!!】」


「ぐぁぁぁぁぁ」


イドデルオンの体が、大爆発した!


「後は、お前だけだ」


再変形して、飛行機となり、レッドが、何かをしようと企んでいた。


「こうなったらタックルダァァーこれを食らったらいくらお前でもぉぉ!」


メカがこちらに向かって、突進してきたしかし、まずった。


「まずいシャイニングビームは、太陽光のチャージが間に合わない……そうだ」


ブライは、羽を広げた。これに賭ける!


「今からチャージは、遅いんだよ!!」


飛行機がすぐそこまで来ていたが、逆に好都合だ!


「何もビームじゃなくても、いいんだ【シャイニングナックル】!」


飛んできたメカに、向かって太陽の力をえた、パンチがあたるそしてメカは、機能停止した


「危なかった」


そして、3回戦目を勝ち抜いた



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


鋼くんが、隠し事をしているのは、わかっている流石に、それが気になった。


「ごめんね、少し見るだけだから」


ゴミ箱に捨てられた紙を、見つけたしかし燃え尽きていた。


「そこまでしてレントゲンを見せたくないの一体あなたは何を隠しているの?」



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