4‐1話 "そこ"にいるはず
博士を倒しカットリと、別れた場所に来た俺たち。しかし
「どこだ!カットリ!」
その場所にいるべきカットリはいなくなっていた…
「ドラゴンは倒したんだよねカットリさん」
ミカンは、ドラゴンのネメシスが爆発したであろう場所を見ていた
「あいつがそう簡単にやられるわけがない…いったいどこに行ったっていうんだ…」
その時だった、大量の銃弾がこちら側に飛んできていた。
「なんだ!?」
銃弾の先に目を向けるとそこには、見覚えのある機体があった
「……軍の連中か」
軍から逃げた際に追ってきた奴らと同じだった
「あんたが抗哲 鋼?」
そこに現れた。明らかに今までとは違う異質な存在。見た目も持っている武器も後ろにいるやつらとは違う
「人に名前を聞く時は、まず自分からそれが礼儀で常識だ」
自分でも思うが一部の人間に有名になった物だ。そのせいで面倒事に巻き込まれやすくなったが
「ああ、そういう人なのねあんたオレちゃんの名前はV、この機体の名前はスターアロウこれでどう?」
ミカンが少し困った顔をしていた
「どうと言われても」
俺は聞き返した
「名前と一緒に目的位言ったらどうだ?」
というか、そっちがメインだろう
「えっ?察しが悪いなぁあんたを殺しに来たんだよ。わかってると思ったのにお前ら邪魔すんなよ」
スターアロウが跳ねるように飛び出した。軽量型か、それとも推進機構が特異なのか、とにかく機動力が段違いだ。だが、こっちも鈍重なだけじゃない。
「アイシクルハルバード」
ブライXの腕が唸りをあげ、巨大な斧槍を振るう。だが、空振り。スターアロウは俺の斬撃をまるで見透かしていたかのように軽やかにかわす。
「おっとぉ、重いねその武器ぃ。今どき流行らないよ、そういうの!」
流行り廃りには興味はないただ…それがムカついた
「なら、流行りじゃない力ってやつを見せてやる!アームバルカン」
トリガーを引く。弾丸が一斉に撒かれ、スターアロウの機体に向けて光が放たれる。
「弾幕はキレイだけど、当たらなきゃ意味ないよねぇ?」
こいつ……それすらも舞うように避けやがる。なら、
「踊ってるつもりか?」
瞬間、肩の冷凍庫が起動する。冷気がブライXの背中を包み、そこから全身へと走るように伝わっていく。
「だったら……氷の床で踊れ!」
周囲の地面が一気に凍りつき、スターアロウの足元が滑る。スターアロウのリ脚が一瞬乱れた。それだけで十分だ。
「捉えた!」
ハルバードが弧を描き、スターアロウの片腕をかすめ飛ばした。火花とともに装甲が割れ、Vの機体が後退する。
「おーっと、やるねえ!でも、ちょっと本気出していい?」
スターアロウの背中から、刃のような光の翼が展開される。それはまるで——あれのようだが言葉にはしなかった。を思い出しそうになったが、そんな余裕はない。
「お兄ちゃん、今度はこっちの番だね!」
光の矢がいくつも生成され、空中に浮かび上がる。そのすべてが俺を狙っている。
「ああミカン、やるぞ!」
俺はブライXを前傾姿勢にして一気に突っ込む。腕を前に突き出し、全弾を突破する覚悟で。
「……俺には、探さなきゃならない仲間がいる!」
爆音、閃光、金属の軋む音が交錯する中、俺はスターアロウとの激突に飛び込み。
「くらえ!シャイニングビーム」
当たったそう思った。
「危なかった」
その声のヌシの方へ顔を向けるとボロボロになり地面に機体ごといた
「なっ…空中にいたはず」
確かにさっき空中で光の矢を
「矢に関してはそうだ。でもあんた強いね蜃気楼を使うことになるとは」
ミラージュ?
「……あっ!企業秘密だっけこれ?まぁいいや」
ボロボロのままブースタを吹かして逃げようとしていた
「あんたが勝ったから、一ついいことを教えてやるよ」
俺たちはその言葉を信じるか信じないかではない感じ取った
「カットリの兄貴は、生きてるよ」
……その声色に嘘はなかった




