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3−11話 人の進化

「レーダーだとここだよな…」


そこはかつて、ブライが発掘された研究所、そしてブライが(エクス)へと進化した場所


「また…ここに来ることになるとはな」


ただ歩みを止めるわけには行かない、この先に博士がいる


「お兄ちゃんは、ここに来たことあるの?」


ミカンがそういった。まるで心配しているような素振りを見せて


「ああ悪かったな、落ち着いたら必ず話すから」


そして奥に奥にと進んだそして


「あれ?カットリくんは?どこだい?」


あからさまに待っていたと言わんばかりに、そこには博士がいた。


「白々しいあんたがカットリの所へネメシスを大量に向かわせたんだろ?」


「あっわかってた?」


そうすると博士は手のひらから機械を取り出し、それを破壊した


「悪の組織ってやつは、普通誰も知らずに悪事を働いていつの間にか世界を支配するものだ」


「俺が見てたヒーロー物とは違うな」


俺が見てたヒーロー物では相手が色んな言葉を連ねていた。まぁ説明パートと言うやつだ


「でもさ、張り合いってものが必要だと思うんだわさ何事もね」


「まさか、発信機を今までつけてたのって」


ミカンが気付いた。おそらくは


「イグザクトリー……いやその通りと言っておこうか」


「つまりわざわざ俺たちと戦いたいがために、発信機を外さなかったってわけか」


合点がいく、普通体に違和感があればそれに気づくしかも相手は、カットリから聞くに相当頭がキレる人だ


「カットリくんが特攻するとは思わなかったけどねぇそれも君を逃がすために」


おそらく今もまだあいつ(カットリ)は戦っている。


「尊いねぇ尊い友情だねぇ」


俺はハルバードを引き抜いた。そう


「残念だったな、カットリが来る前にお前をぶちのめしてやるよ!」


「生身の人間を襲うのかい?それはダメだろう?」


博士は指パッチンをして自身のAOを呼び出した


「こいアイアンカルチェス」


ブライはハルバードを構え、一気に距離を詰める。しかし、その前にアイアンカルチェスが重厚な機体を動かし、地響きを立てながら立ちはだかった。


「さぁ、ショーの始まりだわさ!」


博士が指を鳴らすと、アイアンカルチェスの背中の砲台が動き、ブライに向かって砲撃を開始した。


「くっ!」


地面が抉れ、爆風がブライの体を押し戻す。だが、彼は紙一重で回避しながら、瓦礫を蹴りつけ加速、アイアンカルチェスの足元へと迫る。


「動きが鈍い…!」


ハルバードを逆手に持ち、脚部へと突き刺す──が、


「なっ…硬い!」


ブライの一撃は、アイアンカルチェスの重装甲に阻まれ、火花を散らした。その瞬間、アイアンカルチェスの左肩が開いた。


「しまっ──!」


機体の関節から放たれたワイヤークローがブライの腕を狙い、捕らえようとする。しかし、彼は瞬時に判断し、地面を蹴って跳躍、ワイヤーを紙一重で回避した。


「なるほどね…手を変え品を変え、面白い攻撃をしてくるじゃないか」


俺は息を整えながら、次の手を考える。アイアンカルチェスの装甲は尋常ではなく頑丈。だが、動きは鈍く、武装の発射にはわずかなタイムラグがある。


「どこかに隙があるはずだ…」


冷静に機体を観察する。その時、アイアンカルチェスの胸部装甲が僅かに開き、内部のコアが露出した。おそらく排熱だろうが。


「見つけた…!」


ハルバードを構え、一気にダッシュ。しかし、博士はニヤリと笑う。


「おっと、そう簡単にはやらせないよ」


アイアンカルチェスの背中の大型キャノンが砲撃態勢に入り、ブライの進行方向にエネルギー弾を放つ。爆風が巻き起こり、ブライの視界を奪う。博士は勝ち誇ったように言う。


「さぁ、どうする鋼くん?」


だが、爆煙の中から飛び出してきたのは──ハルバードを構えたブライ。


「悪いな、もう次の手は打ってある」


博士の思惑を逆手に取った奇襲の跡があった。爆風を利用し、ブライは一気に加速していた。


「喰らえッ!!」


ブライは渾身の一撃を振るい、ハルバードをアイアンカルチェスの胸部コアへと突き立てた。


「どうだ!」


機体のコアが大きく破壊され、アイアンカルチェスが火花を散らしながら崩れ落ちる。


「おっと、これは想定外だねぇ」


博士は少し驚いたように言いながらも、すぐに冷静さを取り戻す。


「ま、これも計算のうちさ。まだまだ、楽しませてもらうよ」


博士は不敵に笑い、背後のシャッターがゆっくりと開いていく。


「見せてあげようか、私の計画の全貌を!」


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