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3−9話 ろくでもないことを

「ねぇお兄ちゃん」


森を歩いていると、ミカンが話しかけてくる


「どうした?」


なんとなくだが、話す内容はわかっていた


「道迷ってる?」


やはり子供は恐ろしい、というよりも自分自身どこに向かえばいいかがわからない。


「そういえば、まだ聞いてなかった」

「何を?」


ミカンが不思議そうな顔で俺の顔をを覗き込む、そういえば俺は、ミカンに冬子のことを聞いていない、がしかし


「ふぅ死ぬかと思った」


聞こうとした瞬間だった目の前には俺に笛を渡した奴がいた


「いまさら何のようだよ」


目の前の奴は、頭をかきむしり手を差し出した


「君の戦闘データの入った。その笛を渡してほしいな」


何でブライを呼ぶ笛を?


「あんたにこの笛を渡す義理はねぇ」

「ふーんどうして?」


目を薄めこちらを覗き込まれた。まるでわかっているかのように


「決まってる。どうせろくでもないことに使うんだろ?」


いつも、そうだった。俺はろくな目に遭わない


「ふーん人の進化が、ろくでもないことか」


人の進化?何いってんだ?


「君にその笛を渡した恩を、仇で返されるとは、驚いたよホントに」

「やっぱりか」 


少し間違ってないか、心配していたが予想は的中していた。


「さっき戦闘データとか言ってたな、何のつもりでそれが欲しいんだ?」

「さっき言ったろ?進化さ」


だからその進化の内容を教えろってことなんだが…


「私も、今焦っててね。さっさと渡してほしいな」

「お生憎、俺はどこに行きゃあ、いいか分からないんでね時間はたっぷりあるんだよ」


そうだ、ここから逃げれば良いんだ


「ミカン走るぞ!」


俺は咄嗟に、ミカンをおんぶしそこから立ち去る


「はぁ乱暴な真似はしたくはないけどやるか」


走っていると、後ろから地響が鳴り響いた。


「ネメシス!?何で?!」


あいつが呼び出したように見えたが…そんなことはどうでもいい


「やるか」


即座にブライを呼び出し背中に装備したブースターで地面を蹴り飛ばし、ネメシスに向かって飛んだ。


「今までのやつとは違うな?どんな攻撃が来るかわからないな。」


目の前に現れたのは、6本の腕に鋭い爪を持ち、目は炎のように赤く輝いていた。明らかに今までのやつとは違うそう感じた


「やれ」


博士号がそう言うと、その巨体に似合わない素早さで襲いかかる。鋭い爪が振り下ろされた。


「くっ速い上に力も強いのか…!それに」


明らかに奴の命令を聴いているように見えた。しかしどさくさに紛れてフレイムチョッパーを当てていた。


「ブライハルバード!」


鋼のように硬い皮膚を持つネメシスだが、どさくさの一撃でかすり傷を負ったようで。血のような黒い液体が滴っていた


「何か怒こってる?」


怒りに駆られたネメシスは地面を叩きつけ、その衝撃でバランスを崩し、ネメシスは森の中の大木に激突した。


「自分で自分の首を絞めてやがる、やっぱり人の命令聞くだけじゃな」


これは好機と思い。両手のガトリングを展開。


「アームガトリング!!」


次々に弾を放ち、ネメシスを追い詰める。しかし、やつも負けてはいなかった。森の枝や岩を武器にして投げつけ、さらには口から霧を吐き出した。


「前が見えない」


霧の中で視界を奪われたが、ブライのセンサーをフル稼働させて敵の位置を特定する。


「見つけたぜ!食らわしてやる!」


両腕にエネルギーを集中させ、輝く拳を放つ


「シャイニングナックルΧ(カイ)


拳がネメシスの胸部に直撃し、断末魔の叫びを上げながら森の奥深くへと倒れ込んだ。


「君やっぱり強いね」


博士は、AOに乗っていた


「俺と戦う気か?」

「いやアイアンカルチェスはまだ君には勝てない」


アイアンカルチェスそう言う博士だったが、俺の後ろから風を切る音がした。


「風立ち手裏剣弐式」


その手裏剣には、見覚えがあった


「鋼殿、ちょうどよかった博士を倒すにござる」


こいつにも因縁があったのかちょうどいい、なら


「久々に共闘だな!」


しかし


「だから君たちには勝てないんですよ、今は」


そう聞こえた瞬間、閃光弾により視界が奪われた。

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