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3話 忍者と滝上り

「まずいなこれは」


ゴルスラが、何かの紙を見てそういった。ここからではなにもわからなかったため近づく。


「何がまずいん?あっ」


それを除くと、紙には数次の羅列が並んでいた。少し頭が痛いだが俺は、この紙を見たことがある


「もしかしてこれ、家計簿」


よく、あの人が見てたんでわかった。まさかここで役に立つとは思わんかったが、そして俺に向かってミスカが、家計簿を突きつけた。


「そうそしてお察しのとうりお金がない」

「えっ?そもそも今までどうしてたの」


そうだ。いくらお金がないからって、ブライの修理とかしてたのに。


「あー私のおばあちゃんが株で当てた軍資金だったのよね」


ばーちゃん、アグレッシブだな。そう感じ次の瞬間、ミスカが地図を取り出した。


「ここにシティワークがあるの、だからこでバイト探してきて」


俺に地図を渡す…見方は地球と一緒か…というかこの流れもしかしてとおもったので、先手を打つことにした。


「俺バイト経験ない」

「大丈夫簡単な、バイトが絶対あるから」


先手もむなしく、ミスカに背中を押され、いやいやシティワークに足を運んだすると、見覚えのある顔が、座っていた


「お前何やってんの」


そこには、チラシを、もったカットリがシティワークにいた。本当に奇遇である


「ニンテージが、ぼろぼろでなバイトするにござるよ」

「修理費、稼ぎってわけね」


チラシを、見ようとしたが背中をたたかれる。


「二人以上」


チラシを、見せながらカットリは言った。まさかコイツ


「一緒にバイト、しろってこと」

「そもそもニンテージを壊したのはだれでござるか」


カットリは、ドアの前に仁王立ちしていた。これは


「はぁわかりましたよ、やりましょうとも」


カットリから、もう一枚のチラシを奪った


「えっと眠り姫をたたき起こせ・・・これバイトか!?」


……………………………………………………………


「この城にござる」


城って、感じで雷がなっていた。俺は、雷があんまり好きじゃない、というか嫌いだ


「汽車で10分て、めちゃめちゃに近場だったな」


もう少しかかる算段で、眠ってやろうと思ったのに、お陰で目にくまができてる鏡を見てないんで、多分だけど


「さあ行く、にござるよ」


カットリはそそくさと、城に入っていった。


「あいつといい、無視多いなこの世界の奴ら」


城に入ると最初に、出迎えてくれたのはおばあさんだった。


「ようこそ」

「なんか、昔のパソコン起動画面。見たい」


やたらうるさいと思ったら、部屋のおくには、寝室でベットに寝ている人がいた。


「ぐうぐうぎぎぎぎ」

「おいたわしや、ギアル姫」


おばあさんはむせび泣いている。実際むせていた


「それでそのいびきすごい人を、起こせばいいの」


そこらに散乱している。中華鍋とお玉をもって、カンカンしようとするが。


「それ私もやりましたが、おきませんでした」


おばあさんの、鋭い突っ込みを食らった。ゴルスラは、ノリが良いと感じた


「じゃあどっちも、中華鍋は」


後ろにあった。中華鍋をもうひとつ取り出す


「もうやったよ」


おばさんは、あきれた。らしい本当に申し訳ない


……………………………………………………………


30分後


「たいていのこと、やってんのかよ」


ベッドの、回りには目覚まし時計や、金属爆弾が散乱していた。


「じゃあ拙者たちに、何やらせるにござる」


カットリがそう話すと、おばあさんは袋を取り出した。


「これに目覚めの粉をぶち込んできて」

「目覚めの粉ってやばい奴じゃないの」


俺の言葉に、わかっていたかのように、おばあさんがうなずき。


「いうと思ったよ、普通に安全な奴だから」


おばあさんはさらに、地図を取り出した。


「ここに聖者の滝が、あってそこから無限に出てくる」


俺は、衝撃を受けた。何で一人で行かないんだろうかと


「なんでそんなご都合な、場所あんのにすぐ行かなかったの」


おばあさんは、わざとらしく腰を抑えた。そ


「最近腰が、痛くてね」


嘘つけ中華鍋二つ持てる人が、腰痛いわけないだろと疑いの眼差しを浴びせてやった。


「まあまあそれでは、その地図を貸してはもらえぬか」


こっから南西か、てか本当に近いな、おばあちゃんどんだけ面倒くさいんだよ、間考えつつも城から外に出た。


「そういえばリーグに出たってことは叶えたい夢があったのか?」


ただの興味本位だった。願いを、叶えてくれる聖宝珠、やっぱり他のやつも欲しいから、あの大会に出たのだろうと


「そうにござるな」


カットリは顎に指をのせた。


「無理だったらいい」

「あくる日一晩寝たら拙者の村はまるごとこの世界に来ていたにござる」


この世界に、来ていた。ってことは、もしかして


「お前も転生、してきたのか」


カットリに指を指し、カットリは顔をたてに降った。それが答えだろう。


「その後この世界には、忍者と呼べる存在が認知されていないことに、気づいたにござるだから」


カットリは上を向いた。


「拙者は優勝してこの世界中の人間に、忍者という者の存在を知らしめすために、戦ったにござる」


そうか、そんな夢があったのか、俺の夢は、何なんだろうな人の役に立つものではない。


「お主のせいでは、ござらん拙者が弱かったただそれだけのことにござる」


いらんしんぱいをさせてしまったようだ。そうこうしているうちに森についた


「だから近場すぎんだろ、この森が聖者の森だろ、どうなってるんあれ何」


俺の、横をペンギンが横通った。なんでペンギン?と思いつつ


「ペンギンでござるな」


ペンギンなんて、普段触れるもんじゃないからそんな理由で、ペンギンの頭を撫でた。


「おーよしよし」


次の刹那、ペンギンが俺の、頬を殴った。


「おそろしあ」


まさにその通り、殴られた頬を抑えながら。


「なんだこいつ」

「普通の、ペンギンではござらぬな」


殴ってきたもんな、普通はしないよなそんな事


「おいてめーら、無視するなよ」


ペンギンは片足を挙げて、挑発してきた。そんな長髪に乗るほど、馬鹿ではない。とは言うもののペンギンじゃなかったら普通に、乗っていたろう


「しゃべった、ってこれ前に言った気がするな」


ペンギンは、石を投げてきた。身の丈に合わんサイズのやつを


「いってぇぇ」


さらにペンギンは、とてつもないスピードで走ってきた。ほとんどの人が、思ったことだろう。もうこれはペンギンではない


「やばいってこれどうすんだ」

「これ使うにござるか」


そういうとカットリは、くないを取り出した。動物愛護団体怒られそうなビジョンを見たり


「あいつのどタマぶちぬくのか」

「それはせんこれには睡眠薬がぬてあるにござるで」


カットリは睡眠くないを投げたものの、そこから


「当たらん!」


ペンギンは左に避けたが、くないからガスが出てきた。


「あっ倒れた」


安否を確認している暇がなかったんで、まっすぐ進むとそこは。


「ここが正邪の滝でござるか」


ここまで走ってきた。息が切れていないカットリを見て思った。


「なんでお前無傷なんだよ」

「ニンジャにござるからな」


かなりつかれた顔だったが、内心は少しイラッとした。


「ニンジャってすごーい」


カットリは袋を取り出し、準備に取り掛かったり


「さてと粉をぶち込むにござるよ」


聖者の滝に袋を近づけて粉を入れる


「やっと終わったぁぁぁぁ」


地面に、横たわり大の字になる


「家に帰るまでが、仕事にござる」


カットリは言ったが、何事もなく元言った道ではないものの城に帰れた。


「遅かったですね」


おばあさんは、笑いながら話す、全く誰のせいでこんな事になったと思ってんだ。


「ペンギンに、絡まれたんだよ。アレのせいか、あんたがそと出れなかったのは」


よほどすごいことなのか、驚いた顔でおばさんは


「まあそんなんですよ、でも、よく生きていましたね」


そんな中カットリは、袋を渡した


「これが目覚めの粉にござる」

「ありがとねこれでっと」


おばさんが粉をぶちまけた。そうすると姫の目が覚めた。


「姫具合どうです」

「うーん体が、重いって感じ」


じゃあおばさんに封筒を渡された


「やったぜ」

「修理できるに、ござる」


そのまま汽車に揺られ、何事もなく、帰ってきた。


「ただいま」


といいつつ封筒を、見せびらかしていた。


「おかえり稼げたね」


そして、二人の見る画面には次の相手が、表示されていた。

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