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3-1話 ヒーローなんかいない

勇者と鋼が命がけの戦いをしてから、5年後

俺は、主人公(ヒーロー)になりたかった。弱きを守り強きを挫くでもそんなもん、なれやしないし、存在しない、俺は幻想を見ていたに過ぎなかった


「こちらエイジス1聞こえるか?エイジス3」


コックピットに、水色の画面が映し出される。どうやら点呼をするらしい。


「エイジス3、赤石海路(あかいし かいろ)聞こえるぞ」


イージストライブ、初めて遺跡からではなく今の人類が作り上げたAO、俺達はそれに乗りある街に向かっていたんだ。


「赤石くんそこをまっすぐ行った街から、救援信号が出てるの頼むわね」


いつもタバコを吸っている、博士の声がする。うちの軍は人が少なすぎて、色んな人が掛け持ちをしている。そんな中救援信号を出している街は、焼け焦げた匂いがした。


「くそっ間に合わなかったか」


変わり果てた街を見ていると、どこからか鳴き声が聞こえた。


「ネメシス!」


5年前に抗哲 鋼(こうてつ はがね)が、勇者と戦ったが、世界には以前として、ネメシスがはびこっていた。そしてこの現状を作った。鋼本人も行方知れず、もしかしたら死んでいるのかもしれないが


「ヘビーマシンガン!」


ネメシスに、人間サイズのの兵装はサイズ的に無理があったが、AOサイズの炸裂弾なら効果があった。そのうちの一つがヘビーマシンガンだ。


「本当にどこから湧いているんだよ」


倒しても倒してもきりがない


「エイジス1援護に入る」


その通信が、はいった次の瞬間眼の前のネメシスは、みるみるうちに爆発していった


「全くお前はいつになったら、引き際をおのぼえるのだ?」


エイジス1いわゆる隊長機というやつだ。


「一人でも戦えますよ。ヒーローなので」


そうだ俺はヒーローになるんだ。そのために軍に入ったんだ。


「そういうのはいいが、死んだら意味ないぞ」


俺は死なない、少なくともこのイージストライブの中では


「敵の数はどうだ?」


そこに博士の通信が入る


「不明ただし100よりは少ない模様」


100より少ないって、それじゃ少しもわからんぞ。


「了解。みんな、前に進むぞ!」


一斉に前進する。あの通信で勢いがついたのか軍のメンバーたちは、各々が持つ武器で敵と交戦し、激しい銃撃戦が続く。


「左側の化け物を撃破!」

「了解。」


弾丸が次々と化け物に命中する。


「よしあたってる」


敵の攻撃を受けながらも、次々と敵を撃破していく。


「今日は調子がいいな」


なぜかは知らんが今日はわりとエイムがいい、何体かネメシスを倒していると、通信が入った。


「お前は、下に降りて避難民がいるか探せ」


全く、今日は調子が良かったのに、そんなことを思っていても、避難してない人がいたら大変だ。ヒーローならば助けるべしってね


「高度を下げてっと……ロー…バ…アここの名前か?」


そこには、焼け焦げた看板を読める範囲で読んでみたが、作戦には関係ないな


「ん?何だあれ?」


街に降り立ちあたりを見回すと、金色のものが見えた。


「不審物なら回収しろよ」


隊長からの伝言だ。不審物って爆弾とかだろう、だったら今ごろ俺は爆発してるよ


「ん?懐中時計か、なんでこんなところに」


瓦礫の隙間に懐中時計が、挟まっていた。不審物とは違うよな、まぁ回収しとくか


「あれは……大型ネメシスを確認」


俺がコックピットに乗ったその時だった。無線でそんな内容が入ってきた


「アンキロ型か、腹を狙え」


全身が鎧で覆われているアンキロ型これは、マシンガンじゃ無理だな


「パイルナイフ装備」


柔らかい腹を、狙うのはたしかに大事だが、下に向いている腹を攻撃しなくてはならない、それでは攻撃の瞬間が少なくなるならば、最初から弱いところを狙えばいい


「目だ」


そのまま、ブースターを引き立てて、アンキロネメシスの目に向かって、パイルナイフを突き立てた。


「馬鹿よせ!」


隊長の言葉なんぞ耳に入らずパイルナイフの、真骨頂炸薬式ナイフの一撃によりネメシスを討伐した


「おい危ないだろ」


隊長の説教が始まろうとしていた。それを察知して


「エイジス3帰還します」


基地に帰った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「これどうしよう」


街で拾った懐中時計、避難所に渡したほうが、いいよなこれ……そんな風に思っていたそんなときだ


「悪いけどそれもらうね」


後ろから、衝撃を受けた。紫色の刃物が土手っ腹を貫通する


「なんで………博士………」


そこには腕がネメシスのように、紫色になった博士が立っていた。


「これはね、君が持ってても宝の持ち腐れってやつだからこれ(懐中時計)は貰っとくよ」


薄れゆく視界、ヒーローになる前に俺は死ぬのか


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「さてとそろそろ行くか」


これはかつて、世界の危機に立ち向かった。抗哲 鋼の物語である

Glass

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