第6話 初めてのクエスト
予約がちゃんとできていなかったようで、昨日投稿出来ませんでした。すみません!
―――岩石だらけの地面が灼熱の炎により熔け、溶岩をも通り越して更地となる。辺り一面は火の海だ。しかし、その中心にいる男と狼は平然と立ちながらこちらを見ていた。どうしてこうなったのか?伝説級の強さをもつレッドドラゴンは恐怖しながら考えた。
一方、未だに火の上で平然と突っ立っている男。将平はそんなドラゴンを見ながらここに来た理由を回想していた。
*
さて、クエスト受付に来たはいいが何のクエストを受けようかね。お金になるクエストがあるといいんだが。そんなことを考えながら、俺はクエスト受付の職員に話しかける。
「クエストを受けたいのだが、ここでいいのかな?」
クエスト受付の職員は、
「はい、こちらでクエストの受注、取消を行います。クエストを受けるのでしたら、カードを見せてもらってもよろしいですか?」
もちろんだ。と俺は適当に返事をし、財布からカードを取り出し渡した。すると、彼女は、
「SS……ランク!?は、始めてみた………」
そう言いながら俺のカードを眺めていた。そのカードを持つ手は小刻みに震えていた。
「え、えぇと、少々お待ちください!」
といって俺にカードを返しカウンターの奥へと走っていった。なにやらたくさんの書類を持っているが……と、そんなどう考えてもおかしいと絶対思われるような行動を彼女がしてくれたお陰でギルド内の人の半分ほどが俺に注目し始めた。
「おい、聞いたか……SSランクだとよ!?」
「あいつ、何者だよ……英雄?」
「パーティーに誘わなきゃ!(使命感)」
「おい!俺が先に目をつけたんだぞ!」
「あの!よかったら私たちのパーティーに入ってくれませんか!?」
「お、俺達のパーティーに入ってくれよ!」
といった感じで俺はめちゃくちゃ勧誘された。もちろんすべて丁重にお断りさせてもらった。はぁ、これでは冒険者登録カウンターにいる職員に他言無用にした意味がなかったな。と、そんなことをやっているうちにさっきの職員が大量の書類を胸に抱えて戻ってきた。
「あ、あの!こちら、Aランク~SSランクのクエストになります!!」
ふむ、俺はその大量の書類の中から特に難易度の高いクエストを注文した。すると、
「はい、そうですね。SSランククエストのレッドドラゴンの討伐クエストとかはどうでしょうか?」
彼女はそういって一枚の書類を俺に渡した。ふむ。報酬は白金貨100枚。ちょっと破格すぎるだろう。ちなみに、この世界の通過は銅貨、銀貨、金貨、白金貨となっていて、世界共通らしい。場所によって価値観が違うらしいが。
だいたいが銅貨100枚で銀貨、銀貨100枚で金貨となっていてさらに金貨100枚が白金貨となっているらしいな。銅貨5枚でパンが一つ買えるとか。銀貨数枚あれば一ヶ月は持つらしい。白金貨は普通の立場の人は見たことすらないっぽいしな。
それが100枚だ。このドラゴン一体でどれだけの価値があるんだよ……ま、いいか。とりあえず、これを受けよう。
「このクエストを受けようと思う」
俺は職員にそう伝える。彼女はすぐに書類の処理を終わらせ、目的地を教えてくれた。場所はこの街から数十キロほど離れた火山だ。クエストを受けた俺はすぐにでもそこへ向かおうと思い、ギルドを出て、街の外へと出た。
「さて、火山か。数十キロ離れてるらしいな。よし、『エコーマッピング』……」
『エコーマッピング』を使用し、脳内に地図を描いて行く。―――あれか。俺は北西に80キロほど離れた場所に火山を見つけた。そこそこでかい。
80キロはさすがに遠い。なので、俺はヤミの背中に乗った。
「ヤミのSPDなら80キロもあっという間だろ。ヤミ、本気で走っていいぞ。ただ、火山の手前で止まってくれ」
と、ヤミにそう言うと、ヤミは、
「ワン!」
と元気に吠えた。かわいい。んじゃ、出発するとしようか。俺はヤミに合図をして走らせる。その瞬間馬鹿げた衝撃が俺を襲う。ヤミのSPDで本気で走らすとその速度、約2100km/h!毎秒6kmずつ進んで行く。そして15秒もたたないうちに目的地の火山へと到着する。は、速すぎる。ヤミが速いのは知っていたが、まさか、こんなに速いとは…流石だな。ヤミ。
さて、火山には来たもののドラゴンの姿はみえないな。火山のドラゴンといえば火口辺りにいるらしいから登ってみるしかないかな。
*
―――んで、火口にいったらドラゴンがいた訳だ。てゆか、このドラゴンなんだか怯えてないか?まぁ、いい。さっさと狩っちまうか。俺は、クエストをクリアするため、『錬金術』で作った険を握りしめ、火の海の中からドラゴンへと向かい走った。
ドラゴンを倒してクエストクリア……
モン○ンですかね?(笑)




