第13話 神の悪戯か。悪魔の罠か。
スランプぎみのため投稿ペース下がります。
―――女神、聞こえるか?
『は、はいはいはい!き、聞こえてますよー!』
お、聞こえてるか。なあ女神。バグなんだが大体の場所は特定できるんだよな?
『は、はい。できますよー』
そっか、じゃ、いまそいつがどこにいるか。方角で良い、教えてくれ。
『あー、うーん。すごいアバウトですけどー。北……いや、北北西の方ですかね』
おっけ。てか、それだけ細かくわかれば十分だろ。で、距離は?
『うーーーん。距離……50000kmから100000kmくらいですかね。多分』
遠いし範囲外でかい!しかも多分て……
『しょうがないじゃないですかー!バグが特定されづらい何かを常にだしてるんですよ』
いや、攻めた訳じゃないよ。まぁ、北北西の方に進めばいつかは出会えるかな?ありがと、女神。役に……たったかな?
『お役に立てたような立てなかったような微妙ですね。ま、何かあったらまた呼んでください!そして私に任せてください!』
おう、わかったよ。さて、北北西か。多分バグを見つけるのは容易いと思うんだよね。でも、あの女神すら手こずるほどだ。チートなんかじゃ歯が立たないよな、きっと。紅朧が取りつかれていたあれも、多分バグのせいだよな。普通にチート能力にデバフかけてきたし……
レベルを上げながら少しずつ近づいていくのが無難だろ。うん。……不安になってきたなぁ。
「ヤミ、紅朧。これからあっちの方に行くぞ」
俺は北北西の方を指差しながら言う。
「ワン♪」
「うん!」
ヤミ達の返事が聞こえた。さてと、北北西……あっちには街はあるのか?とりあえず探してみるか。『エコーマッピング』オンだ。頭の中に膨大な地形情報が叩き込まれる。正直痛い。頭痛のように痛みがくる。まぁ、でも我慢できないほどではないので我慢する。
さて……おっ。北北西の方向で街を見つけた。いや、この規模は村か?。まぁ、行ってみればわかるな。距離は50キロメートルくらいか……ヤミに乗せてってもらおう。
「ヤミ、あっちの方向で街を見つけた。距離は50キロメートルほど。乗せてくれ
……それと。紅朧はもう少し小さくなってヤミに乗ってくれ」
「ワン!」
「はい!」
よし、早速行こう。確かヤミは秒速5キロくらい進むよな。なら10秒ほどでつくってことか。速すぎる……俺はヤミに股がり、振り落とされないようがっちり魔法で固定をする。紅朧は俺の足の間にちょこんと座った。もちろん、紅朧も魔法で固定する。そして、ヤミを走らせた。
「うおっ!?」
つい声がでてしまった。ヤミが猛スピードで走る。てゆうか、ヤミ、また速くなってないか?『エコーマッピング』によると一秒間にだいたい10キロ進んでるようだな。速すぎる。ステータスを見てみよう。
『ステータス』
name:ヤミ Lv50
tribe:ダークウルフレッド
HP :35000/35000
MP :4000/4000
STR :10000
INT :6500
DEF :2000
MND :3000
SPD :20000
LOK :200
『スキル』
『影縫い』『闇纏い』『憑依』『闇』『地獄門』
SPDが20000になってる……これ紅朧より強いだろ。てかもうついたし……うんうん、ここは……村かな。街にしては規模が小さいし……俺は魔法を解いてヤミの背中を降り、
「ありがと、ヤミ。それにしても強くなったな」
そういって頭を撫でてやる。すると、とっても可愛い顔で喜んだ。あー可愛い!!!親バカ?うるせっ!紅朧も魔法を解いて降ろしてやる。さてさて、村はどんな感じかな?
「すみませーん?旅のものなんですが、誰かいますか?」
そうなるべく村中に聞こえるくらいの声で言う。まだ昼間なのに誰一人として外を出歩いていない……何かあったのか?厄介ごとかなぁ?やだなぁ……
「何が目的だ!!!!!」
村の奥の方から怒声のような声が聞こえる。なんだ人がいるのか。何か問題でもあったのか?行ってみるか。
「ここの村はルーナシ国に占拠されたのだ。そして新たなる町の建設のため、この村は取り壊しだ」
「なんだと!?サイドゼブ村が壊される!?ふざける―――」
ズキューン
銃声!?それに、揉め事って感じじゃなさそうだ。というか戦争みたいな事が起きてるみたいだ。急ごう!
「ヤミ!紅朧!戦闘準備だ!もしかしたら戦うことになるかもしれん」
「ワン!」
「はい!」
俺は、急ぎ足で村の奥へと走る。すると、そこには縄で縛られ座らされている人と、その人たちにアサルトライフルのような物をむけている鎧を着けた者がいた。
「何者だ!」
村人と思われる人たちに銃口をむけていた兵士と思われる者のうちの一人が俺を見つける。それに続いて、他の者たちも一斉に俺に銃口をむけた。
「まじかよ……」
現場をみたとき俺は絶句した。近代兵器である銃を持っているからではない。また、その銃に撃たれたであろう死体を見たからでもない。そいつら後ろにある物に俺は驚いていたのだ。
それは、どこからどうみても、ここに……いや、この世界にあるわけない物だったのだ。
それはロボットだ。有名なアニメに登場した緑色が特徴的でモノアイのロボット。肩には盾をつけており手には巨大なオノ。腰にはバズーカまでつけていた。しかも足にはミサイルポッドがある。
なぜ、こんなものがこの世界に……?ありえない。これは、この世界どころか、前世の世界ですら存在しなかった未来兵器……
「おい!何者だと聞いている!!」
いったいこいつらは何だ?近代兵器にザ○Ⅱ……てゆうか質問に答えた方がいいかな?逆にこっちが質問したいし、聞いてみよう。
「お前らこそ何者だ?なぜ、その武器を持っている。それに、後ろにあるあのザ○Ⅱはなんだ?どうやって作った?こっちにこんな技術はないはずだ」
「っな!質問してるのはこっちだ!撃て!」
ダダダダ!
銃声が鳴り響いた。たくさんの銃口は俺に向かっている。俺に銃弾のシャワーが降り注ぐ。だが、それはバリアで全て受け止めた。
「なに!?何て強力なバリアだ!くそっ、まだだ!もっと撃―――」
「待て」
隊長と思われる兵士の言葉を誰かが遮る。すると、その隊長兵士後ろから少年が現れた。見たところまだ12,3才くらいだろうか?こいつらの上司か?
「っ!これはアムロ様……」
そういって敬礼をする隊長兵士。っておい!アムロって!ア○ロか!?
「君も転生者……なのだろ?」
!?転生者!?まさかこいつも転生者なのか……?
「私はアムロ・アズナブル。少し、話をしないか?」
彼が名乗った瞬間、俺は腹筋が部位破壊された。
新たな転生者?いったいどうなる!?




