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第11話 魔王戦(仮)

短めです

 俺は火山の近くにいた。なぜか。それは……


「さて、そろそろいいだろう?ここまでくればあの国にも被害はでないだろう?さっさと始めようぞ。我はショウヘイ。貴様と戦うのが楽しみだったのだ。仮の体だということもあって全力は出せんが、今の貴様のLvを考えると同等くらいの力は出せるであろうからな」


 このうざったらしい長文を述べているこいつのせいだ。こいつはバフォメットの体を乗っ取った魔王のサーチスだ。俺はこいつと戦うことになったのである。そのため、俺とこいつとは対面するように立っている。


「そうだな。俺も、そろそろ全力を出してみたいと思っていたところだ」


 そう言って俺は構える。今回は銃は使わない。どうせ弾かれるからな。さて、じゃあやはり魔法中心の戦いになるか?否!断じて否!

 そう、今回は素手だ。俺はさっきの城ごと敵を倒したことによってレベルが100を越えた。STRはすでに10万を越えている。HPもすでに200万を越えているので、いざとなればごり押しもできる。

『常時回復』はLv10のMAXLvとなり常時自分のHP分を回復させてくれるチートスキルと化した。『即死』効果でもないと死なないんじゃね?

 そんなわけで、多少無茶はできるのさ。まぁ相手が200万以上のダメージの攻撃だしてきたら終わりだが。 


「さぁ、行くぞ」


 そう言って、サーチスに向かって走る。サーチスも俺に向かって走ってくる。先に仕掛けたのはサーチスだ。サーチスは大きく飛び、右手を俺に向け、魔法を放つ。だが、それを俺は方向転換しながら左手で弾く。

 そして、サーチスに向かって飛び、殴り飛ばす。俺は、すぐに着地し、飛んでいくサーチスを追って走る。サーチスを追い抜き、落ちるであろう場所に止まる。


「『パワーブロー』!!!!」


『パワーブロー』は魔法で殴る瞬間のみSTRを2倍にする魔法だ。STRは20万を越え、それがサーチスにあたる。サーチスはあたる瞬間にバリア魔法でガードしたようでダメージは減少したが、それでも右半身が吹き飛んだ。とっさに、サーチスは後ろへ飛ぶ。


「この威力……ふふふ。やるではないか」


 とサーチス。こいつは部下の体を借りてるので、余裕そうだ。さて、これでHPは半分くらい減っているのではないだろうか。だか、当然これで終わりではない。俺はさらに追い討ちをかけるため、サーチスへ走り、殴りかかる。が、その瞬間、俺の体に穴が開く。HPも半分くらいが減ったような気がする。


「!?……ぐっ……」


『常時回復Lv10』のお陰で傷も一瞬で塞がれた。たが、俺は驚いている。なにをされた?まさか、このDEF、MNDが破れるとは思わなかった。


「ほぅ、これを耐えるとは……」


「て……めぇ、これは……なんだ?」


「ランダム固定ダメージを与えるスキルだ」


 固定ダメージか……なるほど。しかし、何て威力だよ……くっそ


「まぁ、このスキルは1日1回きりでな。もう使えない」


「へっ、そりゃ良かったぜ」


 こんな言葉を信用するほど俺は馬鹿ではない。さて、どうするか。素手での戦いは危険……なら魔法を使うか。


「どうした?さっさとくるがよい」


 俺は錬金術を使い、あるものを作る。


「何を……?来ないなら我から行ってやろう」


 サーチスは右半身が無い状態の癖に器用にも俺へ突っ込む。だが、その前に錬金は終わり……それで俺はガードする。もちろん、サーチスはそれを殴った。

 それは、先程と同じ、核弾頭W50である。サーチスと俺は爆発に巻き込まれる。俺は途端にバリアを張っていたので被害はゼロだが、サーチスはそうもいかない。ゼロ距離からの爆発だから相当なダメージをおっているだろうな。

 爆発が終わるとそこにサーチスの姿はなかった。どうやら完全に体が吹き飛んだようだ。


『ふふふ……やるな。異世界者よ。だが、勘違いするな?我は死んではいない。我はまた貴様に挑むぞ。ふふふふふ、ふははははは』


 さ、流石魔王!まるでゲームのようなセリフだ!あのセリフがリアルで聞けるとは!!!

 ふぅ、そろそろヤミ達のところへ戻るか。それと、ギルドにもバフォメットを倒したことを報告しないとな。俺は、ヤミ達のもとへと走り戻った。

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