これが私の日常です
◇
「社さん、起きてください!時間ですっ!相模さんがまた怒りますよ」
「・・・ん・・・ああ・・・」
「ああ、じゃありません!起きてください!」
強硬手段として布団をはぎとろうとすると、思わぬ力がそれを引き止める。
見ればしっかと社が布団の端をつかんで引き戻そうとしていた。
「社さんってば!起きて!」
「・・・・まだいい・・・」
「よくないです。相模さんに嫌味言われるのは私なんですよ?!」
「言わせとけ・・・」
朝は相変わらず苦手のようで、社はごろりと紗枝から逃げるようにベッドの端に寄った。
「駄目ですよ。今日は7時には家を出るって言ったじゃないですか。相模さんにそらみたことか、と言われるのだけは絶対嫌なんですから。起きてくださいぃ~!」
「・・・・・・うるさい」
目をつぶったまま、社が恫喝するような声を出す。
けれどそれにいちいちびくついてなどいられない。伊達に毎朝格闘しているわけではないのだ。
「社さんってば!」
携帯アラームを最大種出力にして耳元で鳴らせば、ようやく社が嫌そうに目を開けた。
「おはようございます。ご飯できてますよ」
にこっと笑った紗枝に社は眉を寄せてにらむような目つきをしたが、それでものそのそと起き上がる。
本当に、朝が嫌いらしい。
「・・・眠い」
ぼやく声も不機嫌そのものだ。
「まあまあ。今日の朝ごはんにパン焼いたんです。焼きたてが一番美味しいですよ。ほら動いて動いて」
そう言って紗枝は布団を完全に取り上げる。
そうしないと社はまた寝るからだ。ため息をついた社は、億劫そうにベッドを降りかけ、だがその前に紗枝を手招いた。
不思議に思って呼ばれるままに顔を近づけると、不意に柔らかい唇が唇に触れた。
「・・・っ!」
びっくりして目の前の社をつきとばすと、彼は今まで眠くて不機嫌そうだったのが嘘のように、楽しそうに目を細めていた。
「やややしろさんっっ!!」
「お前のその顔みねえと朝から動く気にならないからな」
真っ赤になっている紗枝をからかい、あくびをしながら社が出て行く。
紗枝は口を手で覆ったまま立ち尽くしていた。
全くもってこういう戯れは止めて欲しい。けれど、完全に嫌なわけでもないところが難しいのだ。
結局有効な反論も思いつかないまま、最近凝り始めた手作りパンの並ぶ朝食の席についた。
「そういえば、瑠璃ちゃんが祭さんにちゃんと告白したらしいですよ。でも、やっぱりすぐには無理だったみたいで・・・でも、あきらめないんですって。一生懸命で可愛いですよね。だから、応援してあげたくて。社さんも協力して・・・」
「はあ?」
ふと思いだして昨日聞いたばかりの話題を持ち出すと、社の手がぴたりと止まった。
かなり唖然としているように見える。
「ちょっと待て。いま、・・・告白って言葉が聞こえたんだが?」
「ええ。いいましたけど?瑠璃ちゃんが祭さんに告白したって話ですよ。まだ寝ぼけていますか?」
「告白・・・?」
「やだ、社さん。そんなに驚かなくても」
大げさだ、と笑う紗枝に対して、社は二度目の説明も全く信じられないようだった。
「瑠璃が?祭に?瑠璃って、あの瑠璃だよな?」
「他の瑠璃ちゃんは知らないので、あってると思いますけど・・・。高倉さんの瑠璃ちゃんですよ?」
社もそれなりに瑠璃の付き合いというか面倒を見させられているらしい。
そして、瑠璃をよく知っているからこそ、彼は驚きまくっているのだということに、まだ紗枝は気がついていなかった。
「なんて言ったって?」
「え、告白ですから、普通に好きだって言ったみたいですけど?」
「・・・・・・・ありえねえだろ、それは」
「へ?」
「それはない。たとえ世界がひっくり返ろうとも、あいつがそんなことを素直に言うわけがない」
「そんなことないですよ。瑠璃ちゃんだって、普通の女の子ですから」
「それは・・・お前の思い違いだ。あいつのプライドの高さはエベレスト並だ。誰かに・・・まして、下の家柄の祭にそんなことを言うわけがない。仮に、だ。仮に、言ったとしても、傲慢そのものの言い草でその後に光栄に思え、だから付き従えとか、そういう言葉が絶対につくはずだ。・・・そういう奴だ、あいつは」
はあ、と社がげんなりとしたため息を吐く。
紗枝は瑠璃を応援してあげたい気持ちなのだが、社は祭にひどく同情的だった。
なにか相通じるものがあるのかもしれない。
「そんなことありませんよ!瑠璃ちゃんはいつも真剣に祭さんとのことを考えているんですから!本当の瑠璃ちゃんはすごく素直で可愛いんですよ。ちょっと照れ屋なだけです」
「お前がそこまで入れ込む理由がまったくわからん」
「感情表現がほんの少し苦手なだけですよ。いつもどうしたらいいか、彼女なりに必死なんです。本当はすごく傷つきやすい子で。誤解されやすいんです。社さんも、そんな風に言わないであげて」
「・・・・まあ、お前になついているみたいなことだけは認めるが・・・」
その他についてはやはり腑に落ちないのか、社は歯切れが悪かった。今までの年月を振り返ると納得できないようだ。
「じゃあ、一回今までのイメージとっぱらって見てあげてくださいよ。そうしたら、ちっちゃい子が大人の気を引きたくていたずらしちゃうみたいな・・・なんていうか、微笑ましさが」
しかし、紗枝がなんとかいい印象をもたせようとすると、苦笑して「わかった」と言ってくれた。
するとそのとき部屋の前に備え付けられているチャイムが2連続で鳴る。
「あ、す、すみません!話していたら、時間が・・・」
それが呼びにきた玲人のものだと知っている紗枝は、いまだ食べ終わっていない社の皿に慌てた。
「ああ、すぐ食える。あと5分くらい待たせとけ」
ほぼ身支度を終えているからだろうか、余裕すら感じられる社を置いて、紗枝は玄関のドアを開けた。
「やはり3日坊主でしたか」
出迎えたのが紗枝だったことに、玲人は底意地の悪い真っ黒な笑みを見えた。
「ちっ、違いますよ!起きてますよ、ちゃんと。ただ少し祭さんの話していて遅くなっただけです!
「祭さんのですか?また上手い言い訳を見つけましたね」
「言い訳じゃないです!」
紗枝はむすっとして玲人をにらみつけた。
あいかわらず玲人と友好的とは言い難い。
そもそも、彼は紗枝がこの家にいることに文句があるらしい。別に彼の了承はいらないのだけれど、紗枝は「ちゃんと起こして渡しますから!」と宣言しているくらいだ。
いつまでもつっかかってくる玲人を社は無視すればいいと言うが、それでも気にしてしまうのは彼の不幸な過去と因縁を知ってしまったからだ。
玲人の父は親から引き継いだ小さな建設会社を一代でかなり大きく成長させ、かなり裕福な家庭で育ったらしい。しかし、玲人が中学生の頃に、父の会社が大掛かりな詐欺にあい、今までの強引な成長に起因する信用不安から一気に倒産に追い込まれた。手元に残った莫大な借金のために、会社だけでなく家もいよいよ失うというとき、彼の父は凶行に走った。
無理心中を図ったのだ。
玲人の父親は、まず眠っていた自分の母と妻、そして逃げようとした長女を刺し殺し、それを止めようとした玲人も刺し、すべてを失ったと信じて自ら命を絶った。
だが、玲人だけは奇跡的に一命を取り留めたのだ。
それでも彼はすべてを失った。
いままでの裕福な生活や家だけでない。
家族というつながりをすべて失ってしまったのだ。
その後、天涯孤独となった玲人はいろいろあり、取引で密接な付き合いのあった蒜生の家に引き取られたのだそうだ。本家は余所者は入れないため、その一等の分家に。
病院から退院した後も心の傷が癒えずにふさぎこんでいた玲人と社が出会ったのもその頃だった。
奇しくも社があの“事件”を起こし、分家におろされたが故の会合。
玲人は2つしか年が離れていない社が、たった一人で復讐を果たしたことに憧れ、すぐさま社に懐いた。
すべてを失い、その原因となった詐欺師への憎悪に燃えていた玲人にとって、社はどれほどあこがれた存在だったか。
社も玲人の生い立ちの不幸に同情し、玲人に手を貸してやるくらいの気持ちでいた。
今まで轢かれていた人生のレールからはずれ、何をしたいわけでもなく、そして庇護の対象だった祭や美江子をなくしてしまった社には、聞かん気が強い目を持った玲人が弟のように思えていたのだという。
だから大学を卒業した社は、玲人の父親と同じ建設会社を作った。
ただ、理由はそれだけではなくて、実は今でこそそこまでの関係はないものの、当初は結構、組に依頼されての仕事もしていたらしい。
組の仕事を表側から手伝うことで勝手ばかりして迷惑をかけた罪滅ぼしの意味もあったのだったのだそうだ。
玲人も学業の傍ら会社を手伝い、卒業してからは正式に社の秘書になった。
”あいつは・・・あの会社を大きくするためには何でもやる。それがあいつの目的に近づく唯一の方法だからな”
その社の言葉に表れているとおり、玲人は父と同じ会社、同じ内容の仕事をする社の会社を使って、父をはめた詐欺師、ひいてはその黒幕をさぐっている。
前に鎖骨のあたりにちらりと見えた傷跡は、実は胸に向かってひどく残っているのだそうだ。整形で消すこともできたのだが、父の愚かさと優しかった父を変えてしまった詐欺師への憎しみを忘れないためにそのままにしているのだと聞いた。
それだけ、彼の恨みと憎悪は深く、決して癒えることはない。
そんな玲人が、黒幕だと信じている人物が朝丘昌直なのである。
あのとき、振興していた父の会社が潰れて誰が一番得をしたか。それを考えると、この界隈の地主であり、自らも建設業を営む朝丘一族。
古参に便宜を図ってもらい、持ち回りで事業を担当する。
そんな古いやり方を無視した相模建設を目の敵にしていた彼らが、裏から手を回し、父をはめたのではないか。
玲人はそれをずっと疑っていた。
だから、真実はどうであれ、朝丘の身内である紗枝がどんな目に合おうが知ったことではなくむしろ利用して当然と思っていたし、いまだって社のそばにいることが許せないのだ。裏切る、とでも思っているのかもしれない。
紗枝だって自分が玲人の立場だったら、理性とは別に感情として許せないと思う。
何度も紗枝が気にすることではないと社は言ってくれるけれど、何かしらのやりきれない思いはなくならなかった。
「まあ、朝は僕の手間が一つ減って楽になったところはないこともないですが、あなたがいると、業務の切り上げが早くなるから迷惑なんです。まったく、あの人の趣味は本当に理解できない。ロリコンかつゲテモノが好きとはまったく思ってませんでしたよ」
「ロリ・・・、ゲテモノってっ!?」
「そのままの意味ですけど。世の中にはもっといい毛並みのものがそろっているんですけど、あえて猛獣を飼いたいっていうスリルを楽しむ方もいますからねえ。まったく趣味を疑いますけど」
とはいえ、玲人の悪意満載な攻撃を受け流す懐まではない。
「流石にひどくない?!」
「何を朝から騒いでいるんだ?」
だが、紗枝が火を噴く寸前に、後ろから社が沈静化した。
玲人には今までの極悪ぶりとは打って変わって魅力的な笑みを浮かべ、軽く会釈をする。
「おはようございます、社長。さっそくですが、こちらに早急に目を通していただきたく思いましてお迎えにあがりました」
すぐに、社がうんざりした表情を作ったのがわかった。
それでも差し出された封筒を大人しく受け取っている。
「・・・わかった。が、玲人。紗枝にあまりつっかかるな。じゃなきゃ出入り禁止にするぞ」
「この朝の貴重な時間を潰して帰るのが遅くなるのでもよければ。僕は全く構いませんよ?朝から小うるさい小娘の顔を見なくて済みますしね」
とはいえ、相変わらず嫌味満載だ。
社ははあ・・・と思い切りよくため息をついている。
結局社は何かを言うのをあきらめて「いってくる」と玄関に降りた。
「あ、ちょっと待ってください」
紗枝はそんな彼らを引き止めて、駆け足でキッチンと往復した。
「はい、お弁当です。今日は外で食べるとは聞いていなかったので」
「いつも悪いな」
「いえ、たいしたものじゃありませんから」
「そんなことはない。お前の料理は美味い」
「そんな・・・」
えへへ、と紗枝は照れながら頭をかいた。
新婚さながらにいちゃいちゃしている二人を玲人は冷めた目で見ている。
「そういうことがしたかったとは、本当、人は見かけによらないというか・・・」
「何だ、玲人」
「いえ、10年以上僕が抱いていたイメージが最近ことごとく壊されていると思いまして」
「ああ、うらやましいのか。紗枝はやらんが、他の女なら探してやろうか?」
「どこをどう解釈すればその腐った発想になるんですかっ!?あんた、頭に花でも咲いてるんじゃないんですか!!」
その社の言葉には社に暴言を吐き捨ててしまうくらいむかついたらしい。
けれど、からかっているだけの社は感情をむき出しにした玲人にくっくと笑っているだけだ。
先ほどの意趣返しだったらしい。
それに気がついた玲人はこほん、と咳払いを一つすると、ネクタイを整えるふりをして反論した。
「大体、あなたの紹介なんて御免被ります。僕にはロリコンもゲ・・・じゃじゃ馬慣らしも趣味じゃありませんから」
さすがにゲテモノとは言わなかったけれど、その言い分に社は少しむっとしたらしい。
「別に俺はロリコンじゃないが?」
「10も下の未成年を選んだ時点で十分ロリコンでしょうが」
「犯罪じゃねえから、違う。大体、こいつは10代に見えねえから、いいんだよ」
「や、社さん・・・それ、何かフォローになってないんですけど・・・?」
さくっと失礼なことを言われて紗枝はがっかりした。
逆に玲人は勝ち誇ったように笑う。
「お気の毒に。確かに、年より老けて見えますからね。可愛げがないところとか特に」
「玲人!おい、別にそういう意味じゃ・・・」
「とにかく。僕は別にその小娘のことがうらやましいなどとはこれっぽっちもありませんから。言っておきますが、僕はモテるんです。自分で選び放題の中から選びますからこれっぽっちもご心配なく」
自分を美青年だと言い切る根性にはあきれてしまうが、そこまではっきり言われるといっそすがすがしい。
そして、それは全くの客観的事実なのだから余計に。
「そんなこと言って、お前ろくな飯食えてないくせに」
「まだ若いからどんな食生活だって平気です」
「素直にうらやましいと・・・」
「くだらないこと言ってる暇あったら、さっさと仕事に行きますよ!」
「あの~」
「何ですかっ!これ以上邪魔するなら怒りますよ」
ただでさえイラついている玲人は、紗枝が口を挟んだために目を吊り上げて振り返った。
「これ、よければ相模さんもどうぞ」
そんな玲人に紗枝はもう一つの紙袋を差し出す。中身は社に渡したものと全く同じだ。
すると、玲人も社もきょとんとした表情になった。
「社さんが相模さんの体のこと心配していたから。一人分も二人分も同じなので、よければ食べてください。お口にあうかどうかはわかりませんけど、一応、コンビニとか外食よりは栄養バランスいいと思うので」
まず、反応したのは社だった。
「おい、紗枝。俺がいつ玲人の体の心配を・・・」
「え?だって、相模さんが仕事ばっかりしていてろくなものを食べてないって言っていたじゃないですか」
「それは玲人を心配したからじゃないんだが・・・」
「でも、相模さんが倒れられたら困るって言ったじゃないですか」
「・・・それはまあ」
「だったら、やっぱり心配しているってことですよ。相模さんもお気に召さないかもしれないですけど、社さんのためにもちゃんとご飯食べてくださいね」
紗枝がにこっと笑いかけると、ようやく玲人も一言だけ反応を返した。
「何故・・・」
「何故って今言ったじゃないですか。体調管理も仕事の一環ですよ。まあ、私が気に食わないというのだったらそれはそれでいいですけど、でも、ちゃんと食事は取るべきですよ」
「・・・・・」
「あ、生意気って思っていますね。どうせ私、生意気ですから。生意気ついでにおせっかいしたってこれ以上相模さんの中で下がるものなんてありませんから、別にびびりませんよ」
「・・・・・」
「相模さん?遠慮なんてする性格とは思いませんけど、“そんなもん食えるか”って言ってくれていいんですよ?そしたら、私のお昼ご飯にしますから」
しかし、あまりに玲人が何も言わないので、紗枝は不安になってくる。
おろおろっと視線をさまよわせたあと、差し出していた紙袋をひっこめた。
「あの、すみません。そんなに・・・気に触るとは思ってなくて・・・って、え?!」
けれどひっこめた紗枝の手から紙袋がひったくられて、紗枝はぎょっと目を見張った。
その乱暴な仕草をしたのが玲人だったからだ。
「食べ物に罪はありませんから、仕方ありません」
「・・・はあ・・・」
何がなにやらよくわからないで生返事をする紗枝に背を向けて、玲人はぷいと玄関から出て行ってしまった。
「あの・・・?」
紗枝は壁に手をついて笑っている社に問いかけるような視線を向けた。すると社がぽんぽんと紗枝の頭を撫でる。
「あれはあいつの照れ隠しだろ」
「照れ隠し、ですか?」
「いつも悪口を言っているお前が何の打算もなく気にかけてくれたことに、どう対応していいんだか分からないんだよ」
「打算?」
「ちょっとでも自分を気に入ってもらおうって気持ちがあったら受け取らなかったと思うぞ。あいつ、そういうのには鋭いからな」
「はあ・・・まあ、別に相模さんに気に入られようなんて思ってませんからね。喧嘩相手がいなくなったらちょっと寂しいとは思うかもしれないですけど。・・・でも、やっぱり来ないほうがむかつかないのかな?うぅん・・・」
「相変わらず面白い奴だな、お前は」
「え、どこがですか?」
「瑠璃といい、玲人といい、気難しい奴らを手なずけるのが上手いってことだ」
「手なずけてないと思いますけど??」
「その無自覚なところがいいのかもな」
「???」
社まで意味がわからないことを言っている、と思って紗枝は首をかしげた。
しかし、彼は答える気はない様で、もう一度だけ紗枝の頭を撫でると「行ってくる」と出て行ってしまった。
「いって・・・らっしゃい」
のろのろと手を振った紗枝は、一人部屋に残される。一人で考えても仕方がないので、紗枝も踵を返した。
「さってと、私も用意しなきゃ」
少し前に退院した父がいるお店へ、今日も元気に出勤する。
「いらっしゃいませー!」
紗枝の明るい声が店内に響く。幸せな笑顔と共に。
ようこそ、KANAEへ。
お探しのものは見つかりましたでしょうか?
これで本編である社と紗枝の物語は終わりになります。長い話に最後までお付き合いいただいた方々、本当にありがとうございました!!
番外編で祭と瑠璃の話も引き続き投稿予定なのでそちらにもお付き合いいただけたら嬉しいです(本編ほど長いものではなく10話くらいを予定してます)
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