表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/9

キャラを創る重要性を説く!! 

 一通り父の祭壇に自分の決意を示した俺は此れからの事に備える事にした。

まず、この世界で生き抜く為に外せないのが…何らかの重要な役割を担っているということだ…。自分自身でこの世界を創っておいてなんだが…この世界の…キャラはモブになればなるほど過去が壮絶で有るという変なん鉄則みたいな物がる。

 それに反比例するかの様に主人公各のキャラクターは、そこまで壮絶な過去を生きていない設定だ…。そもそも主人公が此処の世界に来るのだって…親の所業に耐え兼ね自分が変えてやるといった…正義感からくるもので…生活が困窮いていたからとか、此れしか道が無かったといった物ではないのでお察しだろう…。つまりは検定的間…正義のヒーローの行動パターンと言えるだろう。

 そんな中そのカリスマ性や性格にひかれた準主人公各や、モブ達は自分の命も帰りみず助けるのだが…此処でお浚いして置きたいのは…交戦面で命を落としたり、ヤバイ目に合うのが…一00パーセントモブなのだ…なぜなら敵がお決まりの如く言うセリフが有るからだ…。

「俺は、こいつの過去を知っている…なぜならこいつは昔俺らの所で働いていたからな」と言い殺した奴の過去を主人公の前で笑いながら話暴露するそして「こいつもお前なんぞについていかなければ良いところまで行けたのにな…ホント馬鹿だなぁ~」といった感じで…挑発アンド嘲笑いをする。そしてそれを聞いた主人公様が…激怒アンド「こんな俺にこいつは夢を希望を託したんだ」と感動して…謎の力が湧いてきて敵を倒しまた心身共に成長を見せるといった…ループ的な展開を交戦の中での定番として俺は創っていたのだ…。


  つまり、モブといった背景人物になってしまうと俺の復讐は始まる前に終わってしまうのだ。

だが、主人公各になれば、いいと言った訳ではない、主人公みたいな重要人物はもれなく…敵からの恨みを買って要らない恨みを買ってしまうし、話を余計複雑にしてしまう事も有るので…なるべくいや、絶対そんな重要人物にはなりたくない…ならどうしたらいいのか……重要人物ではないが背景にもならない……モブ以上主人公未満な…絶妙な立ち位置にいないといけない。

 勿論そのための…伝手や、人生背景などは……揃っているので手配するまでもないのだが、人物設定に関しては、確りと決めなければならない。

…まず、この世界で生きていくには冷徹にならなければならない時があるから…躊躇してはいけない。

冷徹な性格を更新する必要がある…でも、全ての人間に冷徹になる訳ではない…仲間や同じ穴の貉の子供には手を挙げてはいけないし…なんなら手を貸してあげるのが暗黙の了解みたいなものが存在している。

 此処で、主人公達なら…「そんな事してないで真面目な仕事に着け」とか「違うバイト一緒に探そう」とかなんとか言うのかもしれないが…此処ではそれがある意味命取りになる言葉でもある。

 まず、真っ当な仕事やバイトは限りなく少なく…そのほとんどが都市部に集中している。都市部から離れた所の仕事はほぼ全部と言って良いほどほとんど……闇バイトが横行しているし、それしかないところが多い…ごくたまに普通のバイトがあるが…それは希少だ。


 そんな生きていく中で「違うバイトを探そう」など…聞きようによってはある種の足抜けなのだ…ドップリ浸かった闇から抜けるのは……そう簡単ではない…半殺しはまだまし…命があるだけ…最悪死ぬこともあるのだ…明るい光ある言葉が…此処では価値のない言葉になっている。


 だから、俺は前世の価値観を一端捨てる事にした。


 なぜなら、前世の価値観は今の日本に…今の生活にまったく役に立たないからだ。

そして今現在必要な価値観と…これから必要になるだろう性格のみを残し…新しい俺…木下龍という人物を創る事を決意した。


 まず、木下龍は父親の不当な解雇と死によって行政機関に恨みを持って復讐の機会を狙っている事を骨組みとして中身を考えていく。

 性格は淡泊で物事をハッキリと言って、皆の信頼を貰う事にする事。仲間での揉め事は仲裁役に徹して相談役的存在になる事。裏切る者の処罰は……必ずやる事。

出過ぎない位置をキープする事。……などなど細かくなる事は省くが…簡単にまとめると悪役のサブ役二番手みたいな役回りを確立する事でこの世界を生き抜く事に決めたのだ。


 それには…悪役的存在が必要なのだが…幸い俺にそういった人物の当てが有ったので…その人物を言いくるめて…言いくるめられるかなぁ~。

 なんか…不安になってきた…とにかく言いくるめて悪役的存在を創り俺はそのサブに回る…サブって頭使うのかな…。

 だって、サブって参謀みたいなイメージない?

…勉強頑張ろう…。


 色々不安では、あるがとにかく俺の人物像は決まった。悪役のサブ。

そのためにも早く、あいつに会う必要性があるな……同じ穴の貉で幼馴染の…村井一馬にな。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ