序文
モブの反旗の開始
いやいや、可笑しいだろうが!
何が、「俺達は今から白狐の下に下って黒蛇と一緒になる!」だよ。
フザケルナ!俺達の気持ちを知っていて言ってるならもう……このチームは駄目だ……。
其に対して、この男達は、なんであんな決まったやりきったってスッキリした顔しながら決定事項だから、反対者いないよね。みたいな…反対されない自信に充ち溢れつてるね。
まじで、周りが見えてないのかなぁ~。俺達も黒蛇達も少なくない人数が、殺気だってるのになぜ気づかない!
何時からあんた……総長はこんなに腑抜けちまったんだよ。
カリスマ性もあり力強かったあんたは……皆を気にかけ引っ張ってきたあんたは何処に行ったんだよ。
戻って来てくれよ!お願いだから……それが無理でも責めて俺達がなんであんたの下に着いたか思い出してくれ……じゃないと余りにも俺達が…馬鹿みたいで……。
「龍……あれは、もう総長じゃねえ」
あぁ、そうだろうな…あれは、もう上に立つことを望んでない…あの白狐の総長の下に着く事を望んだ者だ。
「……そうだな」
期待しただけ無駄になる位なら期待しなければいい…あの忌々しい奴らと一緒になる位なら今反旗を示す時だよな。「……総長……いや、咲さん」
覚悟を決めて、楽しく和気あいあいと話してる総長に声を掛けた。俺の声に笑顔で振り替える総長……久々に見たなあなたのその楽しそうな顔……ヤッパリ貴方は、もう戻る事は出来そうにないですね。
「俺達は、貴方下にはもう付かない……白狐の下に付きたいなら貴方と貴方の信者で付けばい……他は今この時を持って……彼岸花を抜ける。」
驚いた様な、信じられない者を見る様なそんな目で見られる。……そりゃそうだろ今まで反抗をしたことのない者達が、いきなり反旗を示したらそうなるだろうな……。
「…俺達の中には黒蛇に仲間や家族が…」あぁ~怒りが漏れそう…何で、また一から説明してるんだよ……。あんただって、知ってるだろうかぁ…其で受け入れただろ……チームの名前も其にになって付けたのに……。
説明話し終えたあんたの顔は見ものだっな。
今思い出したって顔に書いてあるし……だんだん熱が覚めてきたんだろあんたは、許しを乞うように俺達の名前を呼ぼうとしてるようだけど……其を俺達は許さない。
「…其では、咲さん…もう会わない事を願います。」
俺が、冷たく突き放す言葉をはくと、次々に「今度会う時は敵です」だとか、「あんたには失望した」「…今度会ったら死なない様に鍛えおいて下さい」と敵意タップリ殺意増し増しで言っている。
お前ら元気だなぁ~と思っていると「……お前ら、行くぞ」と俺の幼馴染みが一声によって殺意と敵意が収まった」
「留学…新しい溜まり場に行くぞ」
「了解」
俺達離反者は停めてあったバイクにまたがりガスを吹かしその場を後にした。
だから、知らなかったその後ろ姿がを見た元総長があんな仲良く話してた白狐や黒蛇の総長達と一触即発の雰囲気になり……話しがおじゃんになり掛けたが…俺達との喧嘩に備える同盟に新たに切り替わった事を…俺達が知ったのは黒蛇を潰してた時に聞いた話しだ……。
まあ、だから何だって話しだが……。
今さら、其を言ったてなにも変わらないのだから……もう俺達は彼岸花になった時から全てを犠牲にする覚悟を決めている。
あんたらに、全て返すと決めた時からな。
……腹一杯になってくれよな。あんたも……あの生け簀かない半端野郎もな。