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9話 魔法練習

投稿予約ミスで、投稿日が10日ではなく17日になっていました(-_-;)


楽しみに待っていてくれている方々には大変申し訳ないです。

 自分がどれほどの力を持っているのか知らずにいふ夜雲だが、そんな彼は自分がどれほどの力をあるのかを今回の戦闘把握できるだけしてみようと考えていた。


「まずは1体。この調子なら残りも倒せそうだな」


 仲間を殺されて怒りを露わにするターミンは先ほどよりも早いスピードで突進をしてきた。


「しかしこいつらまっすぐ突進してくるしかできないのか」


 夜雲は簡単そうに言っているが、本来前後左右から同時に攻撃、それもとても早いスピードの突進を回避や反撃を簡単にこなすことは難しいのである。


「さて、残り5体だし、魔法でも使ってみるか」


 異世界と言ったら魔法だからね。これを使わずして異世界に来たなんて言えないよね。


「まずは簡単な魔法から『ファイアーボール』」


 魔法を唱えると夜雲の真上に火の玉が1つ出現した。


「よし、成功。あとは動かせるかどうかだね」


 頭の中で火の玉をターミンの1体に当たるようにイメージをした。


 すると火の玉は夜雲がイメージした通りの軌道でターミンに当たった。


「なるほど、イメージした通り動いてくれるのか。これは便利だ」


 簡単に言っているが、これも本来なら早々簡単にできることではなく、魔法適性があり、なおかつ多くの鍛錬をしてようやくできるようになるのである。


「次は幾つ出せるかの練習だな」


 頭の中で火の玉が5つイメージすると、真上に火の玉が5つ出現した。


「頭の中でイメージするだけで魔法を使うことができるのか。それにイメージした通りの数ができてる。これは便利だ。これなら戦闘中にわざわざ魔法名を唱える必要もなく、近接戦闘の援護としても使える」


 そもそも、夜雲は最初から魔法名だけを唱えていたが、それは魔法適性がとても高い人でないとできず、ほとんどの人は詠唱してからでないと魔法を使うことはできずにいた。


 無詠唱ともなると、限られた人しか実現することは不可能である。


 それに、本来は近接戦闘と遠距離戦闘を1人でこなすなんてことはしない。


 なぜなら、そもそもそんなことをできる人が少なく、仮に出来でも両方が中途半端にしかこなすことができないため、それならどちらかを極めた方が強くなれるのであるから。


 その後、他の魔法の練習もして、残りのターミンを倒していった。

今回も豆知識です。


本編に出てくる『ターミン』という魔物ですが、モデルは『ターミンジカ』という鹿です。


このターミンジカは1950年頃に一度絶滅したと考えてられていましたが、1975年に再発見された鹿です。


そもそも、なぜ絶滅したと考えられたかと言うと、開発による生息地の破壊、角目的の乱獲などにより生息数は減少し、絶滅したと考えられたそうです。


ちなみに、本編では草原に出現していましたが、本来は湿原に生息しており、オスは単独、メスは群れで行動するらしいです。


つまり、今回夜雲襲ったターミンが現実だった場合、全員メスだったってことになります。


次の投稿は12/14(水)19時頃投稿予定です。


ご視聴ありがとうございました。

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