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見られてた………



前の職場でのこと‥


作中の〈真夜中のドライブ〉に行ってた頃は、その町で勤めるとは思っていませんでした。



場所は〈真夜中ドライブ〉より手前、跨線橋を過ぎて右側に車で3分程走ったところ。


南側は広い公園

東側・北側は福祉センターと住宅

西側に大きなスポーツ施設とグランド

その更に西側、道路を挟んでお墓と畑・山に続いています。



スポーツ施設のグランドの南側の端、お墓の前に人と動物の慰霊碑が二つあります。


霊道が慰霊碑から斜めに施設内を通って給食室・休憩室を通り北東へのびていると聞きました。



最初は慣れるのに忙しく、気にする余裕もなく過ごしていた 私。


それは、この施設で過ごし後2日程で一年が終わりという時。


私は静かな部屋で、イイさん書類作りをしていました。




書き………書き………


「?!」



目端に扉の硝子窓、下の方から覗く影!


顔を向けた途端

スーっと左側へと動いた。



すると、霊感の強いイイさんが言った。


「いた………」


「今、左の方に行った?」


「うん、左の方に逃げて行った」


「子どもだったよね?」


「うん、子ども。私と目があったら気付かれて逃げられちゃった」



私はこの時「いるんだ」と実感しました。


実は休憩室の窓の桟に、盛り塩があるのは異動して来た時に気付いていたんです。



其れよりも異動前の職場の方が強烈だったので、気にしてなかったのもありました




異動前の職場も同じ町。

こちらの施設は、周りに住宅はあるんです。


真横に小さな林。

少し先に公園。

裏にも鬱蒼とした木々。

崖になって急な細い坂道を下りた所にある駐車場。


見た目にも

なかなか不気味な様子の建物でした。


東へ西へと増築を重ねて伸びた施設。


ホールの舞台袖‥

特に行事の時期には盛り塩が。

毎年、次年度の為に飾りを写真として残すのですが、必ずオーブが写るんです。


私が知る限りでは「見た」という人はいませんでしたが、皆が不気味に感じる部屋がありました。



特に西側の一番奥………


夕方以降、人気が少なくなると皆さん敬遠していました。



全員帰ると最後に必ず戸締まりしますが、なんというか………


「居たくない」んですよね。




だから、怖いのがダメな人は必ず2人で見回りしていました。



きっと霊感のある人がいたら、見えたのかもしれません。


こうして、思い返すと………




この町自体、地域的に「出やすい」所なのかもしれませんね。




私自身、この町とは色々と相性が悪いようなので、あまり近付かなくなりました。



.

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