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さようなら

作者: 二葉 サナエ

あの日、何でかな。


直感みたいなものを感じたの。



あなたに、さようならって、言わなきゃいけなくなったって。



でも、分かって。   


「さようなら」は、哀しい言葉じゃない。


それは、あなたに贈る、最期の、愛の言葉だから。



この声は、もう、あなたに聞こえはしないけど。      


きっと、届くはずだから。          


私の言葉を、受け取ってください。             




『諦めるんじゃないよ。認めるんだよ。受け止めてあげるの。

 その人の死を。その人が、この世を旅立ってしまったと言う、事実を。


 忘れるんじゃない。泣き続けるんじゃない。苦しみ続けるのでもない。

 ただ、「ありがとう」って。言ってあげて。


 「ありがとう。楽しかったよ。嬉しかったよ。あなたがいてくれて、本当に良かった。

  私は幸せだよ。だからあなたも、幸せになって」


 大切なものを失って、悲しいのも分かる。辛いのも分かるよ。

 でもね、それじゃあ、心配しちゃうでしょ。

 「私がいなくちゃ、駄目なのかな」って。あの人が、困ってしまうから。


 頑張って。あの人が、一生懸命生きた、この世界で。あなたも、一生懸命生きて。


 真っ直ぐな目と、真っ直ぐな心で、自分の気持ちを真っ直ぐに伝えてくれた、あの人のように。あなたにも、真っ直ぐに育って欲しい。』



そして、いつかまた、会えるのを信じてる……―――

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― 新着の感想 ―
[一言] まず嫌いな作風で、言葉遊びで心も、言いたいことも無くダメ
2008/09/14 20:22 退会済み
管理
[一言] 大切な人が亡くなったときその人についての記憶は輝く宝石。私の周りではまだ親しい人が亡くなるという経験はありませんが、もしもことが起きたらこの詩をまた読みたいです。
2007/08/07 23:28 ぴいひゃらら
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