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詩全集2

同化前

作者: 那須茄子

"羽が生えたらな"

それが彼女の口癖

蝶をお友につけながら

夢を見る瞳は

羽ばたく鳥の形をしている


七色

まさに虹をかけたように

彼女の身体には

色染めされた蝶が乱舞する

痛くないのかと心配になるほど

蝶たちは彼女の身体に食い込んで

徹底的に飾りであろうとする


儚げ

それは彼女が危うい

飛び降りの淵にいることを意味する

飛べないならいっそ

身を大地に沈めれば自ずと

羽が生えるんじゃないかと

彼女は微笑んでいた


"羽が生えたらな"


それが彼女の口癖

蝶をお友につけながら

夢を見る瞳は

羽ばたく鳥の形をしている



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