3分の1の選択と新たな仲間
転生先の世界を救え
[First Mission]
「困ったな。」
話を聞いた後一旦家に戻りステータスを確認していると固有能力のところに3つの選択先が出てきた。
この世界について聞いてみたが固有能力についてはあまり教えてもらえなかったんだよな
「勇者として必要な物取っておけばいいか」
1つ目が{能力強化 [強]}
Lv.が上がるたび、ステータスの伸びが飛躍的に上昇するみたいだ。
2つ目が{ユニークスキル [???]}
おそらくこの?は自分の使う能力などで変わってくるだろう。
何になるのかはわからない。
そして最後が{sword of fire }
説明を読む限り剣を使う事に剣のスキルなどが解放されるみたいだがそれに炎系が多く解放され、火力が上がるみたいだ。
「これ、どれ取っても強いよな。けど、俺は剣の使い手すなわち勇者だ。{sword of fire}を取ろう。」
[固有能力 sword of fire を 獲得しました。」
後は剣を買ってすぐ戦闘に出てみるか。
俺は武具屋で剣と軽いアイアン装備を入手して戦いに出た。
街の周りではスライムばかりだ。初めはスライムを狩るのはどのゲームでも同じか。
「せぃっあぁ これで50体目。 日が暮れそうだしもう帰ろうか。その時だった。」
[スキルアップします]
周りから青い粒子が舞う。すぐにシステムウィンドを開くとスキルのところに新しい剣技が解放されると同時にアシストスキルと言う項目も増えていた。
【アシストスキル】 【スキル】
加速+3 威力+6 ファイヤーソード
レベルが上がるごとに加速値と威力があげられるようだ。
持続時間は個人の体力に比例するみたいだ
スキルって言うよりかは魔法って言葉の方が正しいのではと言う俺の意見は置いておく。
明日また試してみよう、
次の日
家を出ると可愛い女の子が待ち伏せていた。
「あっあの、昨日草原で無数のスライムを狩っていた人ですよね!??」
朝一番にこんな可愛い子から話しかけてもらえるギャルゲー展開に拝んでおかなければ。てかなんでこの子俺の家知ってんだ?
「そのまえにひとつ聞いていいか?」
彼女は満面の笑みで「はい」と答えた
「なんでこの家に俺が住むことを知っている」
当然ながら俺は昨日この世界に来たばかりだ。
知り合いなぞいるはずもなく、
すると彼女の顔色がみるみる青ざめていく、
「もしかして着いてきたのか?」
あえてストーカーとは言わない。なぜって?可愛いからさ、彼女は顔を赤くして頷いた。
「そうか、じゃ俺は試したい事があるからもう行く。
じゃな。」
そこにほっていこう。と思ったその時だった。
「あの待ってください。私はあなたの仲間になりたいです。」
どこの海賊漫画だよ。仲間そんなのバイ○ルやインディ○ドの募集でも見てればいるだろう。
「理由は?」
その一言だけを残す。
「あなたに付いていきたいのです。この薄暗い世界の中で生きるのではなくあなたみたいな希望そのものと共に生きたいと思えたからです。」
最終回か、っと思ったが仲間は欲しいしいいだろう。
この世界には俺の知らない事が多すぎる早い所仲間を作っておくのが得策だと思った俺はこいつを仲間に入れた。
「死ぬ気でついてこい。足引っ張ったらほってくからな」
思ってもいないが覚悟を確認したいため言っておいた。だか彼女は気にもせず
「わかりました。お願いします!」
とやる気に満ちた顔で言っている
「名前、名前を教えてください」
そういや知らないな。
「南川 竜也それが俺の名だ。お前は?」
「私はノトス・アリアです。」
この世界は亜人と多種と人族で構成されてるらしいコイツは人族しかも俺好みだ。仲間にしてよかったとすら思うまだ何もしていないがな。
そうして俺たちは門をくぐりモンスターへ新たなスキルを使用するため出かけた。