始まりの始まり。
まだ、小説をはじめようと思って三日未熟な作品ですが、見ていってください!
[始まりの始まり]
俺は普通の高校2年 南川 竜也だ。
趣味はゲーム。学校では隅で本を読むタイプだ。よく名前に似合わないことをするといじられたものだ。いや、いじめられていたのかもしれない。
そしていつも通り学校に向かう電車での出来事だった。
目の前の景色が揺らぎ体の感覚がなくなっていくのを感じた。
「何が起こっているんだ、、、もしかして。死ぬ、のか?」
そう思った矢先だった。
[システム]あなたを勇者として他世界へ転生させます。
「何が起こっているんだ。」
気付いた時には目の前に人が立っていた。
「やぁ!僕を知ってるかい?」
いや知るわけないだろと思いながら答える
「どうなっているんだ?答えろ」
今の状況に困惑しながらも目の前の相手に答えを求めてみた。その返事は当然のように返ってきた。
「ひどいなぁ初めて会う相手にそれかい?まぁ呼び出したのは僕、いや、このセカイって言うのが正しいのかな。君は一人の勇者、いわば救世主としてニッポンからこのセカイに呼ばれたのさ」
色々理解できない。一番はどうして俺がこの世界に勇者として呼ばれたのか。
「なぜ俺なんだ?もっと適任の人材なんかいくらでもいただろう。」
「それはわからない。さっきも言っただろう?呼び出したのはあくまでこのセカイだ。」
突然の事で理解するのには時間がかかった。まとめると俺はこのセカイに勇者として呼ばれたみたいだ。正直なところ転生されて嬉しい気持ちはあった。現実は実に悲惨だったからな。
「まぁいいお前は誰なんだ?」
「おっほん。申し遅れました、私はこのセカイの守護神、クリフ・マンダレーと申します。」
なんだその変な名前は、、いや、何も言わないでおこう。
「で?俺は何をしにこの世界に呼び出された、教えてくれ」
[システム]転生します。
さっきと同じ感覚だ。目の前が歪みやがる。クリフとか言う奴が何か言っているがどんどん声が聞こえなくなる。
「あいつ絶対大事な事言えなかったよな」
転生されたのは至って普通の異世界って感じの街だった。
「こりゃいいね。テンション上がるぜ」
周りを見渡すと目の前に自分の家らしき物があった。
「勇者としての待遇だろ。これ」
家の中は前の家とほとんど同じだった。
「どうやって俺がいない世界にこんな物俺用に作り出したんだ?」
不思議に思いながらもありがたくいただいておく。
けど世界について何もわからない。だから聞くことにしてみた
横を通り過ぎようとする亜人らしき人に尋ねてみる。
「おーい、この街の案内をしてくれないか?」
すると亜人が不思議そうにこっちを見ていた。
「あまり見かけない顔だね、どっからきたんだい」
「別の世界だ」
「そうかい、ついてきな」
そう言うと歩き出した。
「おい、どこに向かうんだ」
「あんたに私より詳しく街を説明してくれるところだよ」
そりゃありがてぇ。歩く事約5分目標の場所に着いたみたいだ
「ここだよ。」
見かけは居酒屋みたいな感じだ。本当にこんな所で聞けるのかよ、、
「ありがとよ、助かった」
その言葉を聞き手を翻して、亜人は足早に去っていった。
「いっらしゃいませ、冒険者ギルドへようこそ。」
ここ冒険者ギルドだったのかよ、
「この世界について教えてくれ。」
冒険者ギルドなら街とは言わず色々教えてくれるだろう。
けど世界って聞き方間違えたか?
「わかりました。」
そういうと色々なことを簡潔に話してくれた。
この世界は6つの国と3つの島でできているらしい、この国は一番下の方にある(ベイリット・フラン)と言う国らしい。
この国は他の5カ国といい仲を築けていないらしい。
他にはステータスの事やレベル、固有能力の事など今後どうしたらいいかを教えてくれた。
「助かった。また冒険者の登録をやりに来る時は頼む」
「わかりました。またきてください」
頷いて冒険者ギルドを足早にたったのであった。
次回、もおたのしみに。