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記憶をめぐる、彼と少女の物語  作者: 葛生雪人
十七、アマルティア
43/49

1.

『花より蕾の方が好き』

『あの店のパンは私には少しかたい』

『今日は街の喧騒がいつもと違うみたいだ』

『見て! 雲がふわふわクリームみたいで美味しそう』

『突然ね、故郷の路地の風景が浮かんだんだ』

『明日こそ、君に言おう』

『風が冷たい』

『いい匂いがする』

『夕焼けがまぶしい』

『その声が心地いい』


 それは、誰がそう感じたの?

 全部、全部。

 私?

 それとも飲み込んだ誰かの記憶?

 たくさんたくさん飲み込んで、そのうち私が飲み込まれた。

 ねえ、教えて。

 私は…………。



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