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好きになりたいよ

作者: 犀星ゆき


世界を好きになりたいよ


一人称が決まらないのって、使い分けてるからだよ。もしくは、誰とも話してないからだよ。


俺はなんか身体も頭も気持ちも怠くて、最高に沈んでる気分。


ねえ。誰か助けてよ。


僕の頭を助けてよ。身体を助けてよ。心をほぐしてよ。


辛いんだよ。


泣き顔の絵文字を使うと、不思議と気持ちが楽になる気がした。


俺自身は今泣けてないのに、絵文字で(;_;)と打つと、それだけで少し心が楽になった。


なぜだろう。


(;_;)うぅ、つらいよぉ。


どっかのvtuberの会社の偉いさんが言ってた。


これからは、バーチャルが拡張自我として機能して、今苦しかったり認められない人たちとかが、自分の好きな姿形で、楽しく過ごせる場所になると思うって。


その予見と、この絵文字での心の懊悩の慰撫効果とは関係がありそうな気がするぞ。


俺も出来れば配信者とかやって、人気者になれたら良いんだけどなぁ。


そういうのも悪くない気がするなぁ。


けど、やっぱり俺は色々なことに不安がある。


何も変わらない鬱屈とした日々に参っているはずなのに、今の自分が変わってしまうのも怖いのだ。


俺は世界を好きになれたら良いなって思うよ。


今は辛いけど。


早朝はわりかし元気な時もあるんだ。


絵文字使ったら元気。


とか、


かわいいキャラに成り切ったら、心が晴れやか。


とか、


そういうのを、頭がおかしいとする。狂ったとか、イかれてるとか、そういう風に評する社会で生きてきたから。


ひたすら普通であることが素晴らしく、それ以外は認めない学校で教育されたから、何をやるにも罪悪感とかがあって。


誰といても心から楽しいと思えなくて、なんだかふと冷静に会話を俯瞰してしまう瞬間があって…(;_;)


辛いんだ。


人に良くしてもらうことへの罪悪感がすごい。


けど、このままじゃいけないし。


俺も本気で好きって思って、涙を流した瞬間もあって。


それは身体目的とか、返報性の原理とか、色々言われるかもしれないけど、事実彼女が離れていった時に僕は一晩泣いたんだ。


分からないけれど、僕は悲しかった。


初めは怒ってもいた。


やり場のない感情が沸いた。


でも、きっとそれは彼女も同じだったから。


彼女も鬱とか、家庭がややこしかったり、好きな人に何度も裏切られたり、承認を得るのに身体が必要だったりした。


俺の人生には、それを決定付けるような、いや、創作なのかな。人生も創作も一緒かな。


まあ言い方はなんとでもいい。


とにかく、創作意欲の原点になった人物が何人かいる。


話したこともない人たちも多い。


けれど、彼女は深く関わった方だった。


彼女は、口で説明するのは下手くそだったけど、心について真面目に考える人だった。


だから、彼女と下らない話をするのはすごく安心した。


けど、彼女は自己評価が低くて。


俺は辛かっただろうなって、今になってそんなことを思ってる。


あの時もう少し寄り添ってあげられたら、違ったのかな。


分からない。


そんなことを考えても仕方ない。


なんだか安っぽい流行歌の歌詞みたいだ。


流行歌を安っぽいと形容するのも、僕はそこまでそう思わないんだけど、一般的な文章ならそう表現しそうじゃないか。


なあ、君。


ここでようやく読者である君に辿り着く。


君と正面を向く。


現実の会話でもそうなんだけど、僕は基本頭の中で色々な思考を多重構造で処理してしまうから、話し始めは相手のことをあまり考える余地が生まれないのだよね。


けど、多分君だってそういう部分を持ち合わせているんじゃないかな。


まあ、どっちでも。


それで、こうして頭の中を一々整頓して初めて俺は君の方を向けるのだよね。


そういうのが関係あるかは知らないけど、彼女にもよく小説を書いた。


遊びで。


彼女の出したお題とか、読みたいジャンルとかだけ聞いて。


即興でね。


スマホ越しにリアルタイムでメールを送るんだ。


彼女はそれを読む。


面白いって言ってくれるから、疲れるけど心地よい疲労感なんだ。


彼女彼女って言ってるけど、別に恋人だったわけじゃない。


言い訳じゃないんだけど、カレカノとかの話になるとすぐに眉を顰めてそっ閉じする俺のような人間が読者にいる可能性を考慮した。


そういう関係にはなりたかったのか、なりたくなかったのか、分からなかった。


けど、一緒に居たかったのは多分ほんとう。


それが傷の舐め合いだとか、成長のない関係とかであろうと、そんなのを通り越して、俺は彼女と心のある部分だけでも繋がりがあったと思う。


なんの話だよ。と思っただろうね。


僕もそう思うよ。


僕へ向けての文章なんだ。許してくれ。読者さん。


読んでくれたことにとても感謝します。


ありがとね。


では、また。


一緒に頑張っていこうな。少しずつ。少しずつ。


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