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Run&Escape who  作者: 逃走者
2/6

2話目襲撃者

・・・まさかの仲間ですか。

「・・・だな」

「誰と話してるんですか?」

「・・・え?聞こえてないの?」

どうやらベレッタさんには、この生意気機械(オペレーター)(仮)の声は聞こえていないようだ。

さらっと心のなかで馬鹿にされた気が・・・まぁいいや。無線共有しなければ聞こえませんよ。

「・・・となるとお前は勝手に無線共有してる・・・と・・・無線機叩き割りたい・・・まぁいいやベレッタさん無線共有します?」

「・・・男女で二人屋根のした・・・はっまさかそのまま押し倒して・・・(゜ロ゜)」

「・・・この人と無線共有しない方がいい気がしてきた・・・」

・・・ですね。じゃぁほっといて行きましょう。

「待って!嘘!嘘だから!置いてかないで!(´;ω;`)」

「・・・」

あぁ~泣かせた~女の子泣かせた~

「・・・便乗した奴が何言ってんだよ・・・分かった分かった。無線共有しますか」

「良いの!?」

めっちゃ食いついてきた。つーかタックルしてきた。超痛てぇ

「・・・良いけど取り敢えず手放して。超痛い」

「・・・あ、ごめんなさい(´・ω・`)」

・・・取り敢えずスキルは?

「・・・え~と手ぶれ補正(スキルポイント20)位ですねー」

「・・・」

よっぽどベレッタさんの方が上ですね(笑)

「うるせーやい(´;ω;`)」

そんなときだった。

・・・あれ?ザーザー!何かザーザー!

「何事だ!?」

突然、オペレーターの声が聞こえにくくなった。

「何だ!?」

「・・・無線妨害(でんぱはかい)ですかね?」

「何それ?スキル?」

「いえ、特殊な電波で無線等の通信を出来なくする奴です。そんな範囲広くないので周囲にいるかと」

「・・・やばくね?それ?」

「?」

どうやら気付いていないようだ。周囲にいて無線妨害してくるなら少なくともこちらに気付いている状態。だがこちらは見つけられていないので数字を見られて密告される可能性がある。

「・・・下手するとこれ密告されて即死しますよ」

「・・・背中合わせで戦いますか」

「・・・だな」

オペレーターも使えない状況下・・・かなり面倒だ。

「・・・こう言うときこそこいつの出番か」

そう言いドローンを取り出す。

「・・・ならいったん隠れましょう」Eスモーク

ポイ!カランカラン!バァ!

スモークを展開する。旧式スモークのようで視界が悪い。何だかんだで草むらに避難した。

「よし。言ってこい」

ブゥーン

飛んだのを確認しドローンカメラをonにする。

下級なので操作が面倒くさい。

「・・・お、居た居た」

「ッ!」

こちらのドローンを発見したのか、逃走した。顔はフードを被っていて見えなかったが服装から察するに男性だろう。

「追っかけるか」

「深追いは危険では?」

「大丈夫でしょ(慢心)」

「・・・」

とりあえず逃走した方向に走っていくと

「・・・あれ?」

居なくなっていた。

「・・・?おかしーなー」

すると

「死ね」ブン!

「ッ!」

咄嗟に銃で防ぐが

「グッ!」

のし掛かられた。正直男性(仮)にのし掛かられても嬉しくない・・・・ていまはそれどころじゃない。

「悪く思うなよ。目潰し!」

俺の友人100人・・・ごめん見栄張ったわ5人の友達に聞いても俺一番の特技は目潰しと答えるレベルの目潰しが炸裂した!

「アァァァァァ!イッタイメガー!」

・・・あれ?声的に女性?しかもこれ色々ヤバくね?まぁいいや取り敢えず怯んだから今の内に離れよう。

「・・・危ねぇ・・・」

「・・・」ゴロゴロ!

「・・・大丈夫か?」

「ッ!」バッ!ガチャッ!

「・・・」ガチャッ!

「・・・」バン!

「」バタッ!

引き金を引こうとしたので撃ってしまった・・・さっき目潰しした瞬間スッた麻酔弾に変えててよかった。

「zZZ」

「・・・運ぶか」

・・・

「ん?どうした?」

こんな子供もこんなんに参加させられると思うと何だかなーて

「ん?オペレーターてこう言うの知ってるんじゃないのか?」

知ってはいましたが実際見てみると・・・ね

そんなことをいっていると

「・・・」カチッ!

「!?」

彼女の手元から何かを押す音が聞こえた。

このまま自爆する気か!?

「ッ!」バッ!カチッ!

「・・・!?」バッ!

「言い忘れてたが銃は、取っといたぞ」

「・・・」

「大丈夫だ。俺は、お前がいままでなにしてきたかは知らん。だがな、俺はお前を見捨てるつもりはない」

「!?」

良いんですかねー・・・その娘こう見えてかなりの人殺してる手練れですよ?

「・・・」

「だからって殺すのは可哀想じゃん」

「!?」

・・・まぁそう言うなら勝手ですが後でどうなっても知らないですよ?

と言うわけで何とか戻ってこれた。ちなみにあの後迷子になって、結局無線共有の機能で何とか戻ってきたのは内緒。

「あ、帰ってきた!」

「ただいま~」

「・・・」

「その娘は?・・・はっ!?まさか淳さんとのこどm」

「んな訳あるかい!」

ベレッタが馬鹿言うのでとりあえず拳骨しといた。俺は悪くない(笑)

その後連れてきたこと無線共有をして色々教えてくれた。

本名は鈴菜 懍

見た目によらず頭が良く、特に機械類に強いと言うこと、作った機械が暴発し多数の死者をだす大事故を起こしたこと、その結果ここに来ることになったこと、他にも色々教えてくれた。

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