対チビゴブリン!
今、魔物チビゴブリンの討伐の依頼の真っ最中である、まだ目的地についてないけど。
「遠い〜 もう歩きたくない〜」
「うっせーな千香、てゆーか歩いてねーだろーが」
千香は今オレの上にいる。オレの背中の上に、あー重いんだよ!自分であるけっての!
長い長い草原を歩き、目的地の大きな森に着いた。本当は名前があるらしいが そんなの覚えてない、…それより、
「いい加減降りろ!重てーんだよ!」
いつまで背負ってないといけな…
って こいつ寝てないか…
「修也ーもう少し頑張れ!」
「あーもう!うっせーな!!悠人が背負えよ!」
悠人は首を横に振って、オレから離れた。
スー…スー…と気持ち良さそうに千香は寝ている。どうすればいいんだ?冷も見て見ぬふりをするし…
って気づけば周りチビゴブリンに囲まれてるし、あーイライラするー…
「周り囲んでなに勝った気になってんだ?
お前らがオレを囲んだところで勝てる要素なんて一つもねーのによ」
やっぱり言葉は通じないようで次々とチビゴブリンが襲ってきた。
この状況でなに爆睡してんだこいつは…いい加減起きろって!
あと、前にオレは筋肉がないと言っていたが、別にケンカが弱いわけじゃない。小さい頃から空手とかいろいろやってたからな、その時から悠人とは仲が良かった。
「お前らぐらいM92Fを使わなくても楽勝なんだよ」
右フックで 右に飛んできたチビゴブリンの横腹を殴り、右回し蹴りで左のゴブリンの頭を吹っ飛ばした。
そうそう、商店街で万引きした時ぐらいから思ってたんだけど、なんかここに来てから体が動かしやすいんだよなー。
当たった時にドスンッと重量感のある音がでる、あっ…ストレス発散になるなこれ。
「やっぱりM92Fも使うか」
どうせ殺さないといけないんだし、オレはM92Fでチビゴブリンに狙いをさだめる、狙うっていっても大体一秒くらいで狙いは完璧につけれるけど。
なぜなら自称サバゲーキングだからな!これくらい当たり前だぜ!
ちょうどチビゴブリンが3体飛びかかってきたので、3回連続で引き金をひき、3体共綺麗に脳天を貫いた。
発砲した音で千香が目を覚ましたみたいだ。
「やっと起きたかよ、ほら、さっさとやるぞ」
「ん?あーもう始まってたんだ…ってなに勝手に始めてんの!」
「お前が寝てんのが悪いだろ!」
千香は急いで銃を構える。あの銃は…cz75だな、cz75は確かに女性でも握りやすい形をしてるし…まあ、ああいう形のハンドガンもいいかもしれないな。
でも、腕はやっぱりオレには劣る。
「撃つのおせーなー、しかもちゃんと狙えてねーぞ」
「うるさい!本物の銃なんて使ったことなかったんだし仕方ないじゃん!」
えーと、何匹ぐらい討伐したのだろうか…
うーん50はかるく超えてそーだな。
依頼では20ぐらいだったからなー…
やべー…殺しすぎた…。
悠人、冷と合流した時は、二人とも驚いていた。でも、2人とも大体30体ぐらいだったから、依頼されてた数をかるく超えてしまった…
なんかやべーな…絶対ギルドに戻ったら大変なことになりそう…




