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ボスのドラゴン!

「っと、あぶね!」


オレの目の前の岩が変形してオレを襲ってくる。

オレは後ろに回転し、アリサたちがいる方向に走って逃げた。


「ちょっちょっとまって!!なんで僕たちの方に逃げてくるのさー!!」


そう言ってアリサたちも後ろに振り返りにげだす。

いや、仕方ねーだろ!?誰だって逃げるに決まってじゃねーかあんなわけのわかんねー攻撃!!

アリサの方にしか逃げれなかったしよー!


そのまま3人で追ってくる岩から逃げ回る。


「クソっじゃあこれでもくらいやがれ!!」


オレは振り返りながら岩に向かってグレネードを投げつける。

そしてグレネードの爆発によって岩を粉々に粉砕した。…いや、粉砕したのはいいんだけど…。

次は、グレネードの爆発が歪まされた空間によって変形し、オレたちを襲ってきた。


「ギャァーー!!これならまだ岩のほうがマシだったんだけどぉーー!!」


オレたちはまた逃げ回り、ドラゴンから離れたところまで移動し、近くの岩に隠れた。


すると追ってきていたグレネードの爆発は消滅し、変形した岩も徐々に戻っていった。


…なんだ?空間を操るのに制限時間でもあるのか?それとも…グラビティドラゴンみたいに操れる範囲でも決まってんのか?


まあ、助かったしどっちでもいーけどよ!


オレは岩から顔をだしてドラゴンの様子をみてみる。

…お?、あれオレがどこにいるか気づいてねーんじゃねーか?


じゃあ不意打ちを決め込んで、一回空高くぶっ飛ばしてやるぜ!

…あんなデッカいのオレがぶっ飛ばせるわけねーか。


オレは岩からコソコソと出て行き、そのままコソコソとボスのドラゴンの後ろへ接近する。


これでドラゴンに攻撃する前に見つかる心配はな…い?


オレが上を向くとドラゴンと目がバッチリ合った。

オレがカニのように横へ移動してもドラゴンの視線はしっかりとオレを追ってくる。


…見つかった!?


岩の方から修也君バカー修也君バカーと言う声が聞こえてくる。


するとドラゴンは空間を歪めて地面を操り、オレの周りに大きな壁を作り出してきた。

オレを閉じ込める気か!?


「でもこれくらいじゃオレを閉じ込めることはできねーけどな!」


空手で瓦を何枚も割ってきたんだぜ?この壁を砕くぐらい楽勝楽勝!

因みに瓦は10枚ぐらいまでなら拳でわれる。


あ、でも失敗したとき痛いからC4で壊そ。


オレは結局C4を取り出し壁を粉砕する。

C4の爆風で吹っ飛ばされたオレは、壊した逆方向の壁に突っ込み、そのまま壁を壊してゴロゴロと転がった。


C4の爆発の強さのこと考えてなかった…。

やっぱり普通に殴って壊す方が良かったじゃねーかー!


って…なんか、自分で自分にツッコむと虚しいね。


オレは、服についた砂を手で落としながら立ち上がる。


うーん、こんな戦いしてるのを悠人たちに見られてたら怒られそうだな…。


千香が怒った時はあの迷宮の刑、冷が怒った時はハバネロの刑…

いや、やめろやめろ!今こんなこと考えてる場合じゃねー!!


オレは頭に浮かんだハバネロと迷宮をアイスとハンドガンでかき消し、ドラゴンの目の前に立つ。


「さっきは意味のわかんねー現象にビビって逃げまくったけどよ、もう慣れたからオレにその攻撃は効かねーぜ?」


そう言うと、ドラゴンは強く空間を歪ませて小さなブラックホールを作り出した。

あ、ごめんなさい、さっきのウソです。


ドラゴンはその小さなブラックホールを口で咥え、勢いをつけてオレに向かって放出した。

おいおいおいおいおい、これマジでオレ死ぬんじゃねーか?

…いやいやいやいや、待って、ちょっとまってぇ!?


だが、そんなことでドラゴンの口から放出されたブラックホールは止まることなく、周りの物質を吸い込みながらオレの方へ向かってくる。


オレは後ろに振り返り逃げ出す。

本日3回目ですね〜でも、これで逃げるなって言う方がおかしいだろ!!


オレは全力疾走でブラックホールが当たらない位置まで逃げる。

この状況でもいつも通り動くオレの足ってすごいよなーって思いながら。


ブラックホールをなんとか避けたオレは、そこでドラゴンのいる方向に走る向きを変え、M92Fを撃ちながらドラゴンに向かって突撃する。


しかし、撃った弾は全てドラゴンの操った空間によって軌道を変えられ命中しなかった。


どうにかして死角から撃てれば当たるかもしれねーんだけどなー。


オレはドラゴンの目の前まで来たところでドラゴンにC4をばらまき、ドラゴンの攻撃が来る前に遠くへ離れた。


よし、何個かくっついたな。

これならいくら空間を操れてもダメージは受けるだろ!


…あ、でもどうやって爆発させるんだ?


スイッチはどれかわからねーから無理だし、弾を当てるのもさっきので無理なのがわかったし……


爆発させれないんじゃ意味ねーじゃねーかー

!!


クソー、死角から撃てればC4に弾を当てることはできるんだけど、あのドラゴン隙がねーからなー。



…そういや、アリサと葵は何してんだ?サポート役って言ってたけど。

オレは最初に隠れた岩の方の様子を見てみる。すると、2人共ドラゴンにビビっているのか、足をガクガクと震えさせ座り込んでいた。


マジかー、こいつらドラゴン見るの初めてなんじゃねーかー?

オレは何故か最初にドラゴンを見たとき平気だったけど。

いや、あのブラックホールを見たせいか!そのせいでビビってんのか。


まあ、とりあえずこいつらは戦えそうにないし、オレ1人で戦うしかねーか。

オレはアリサたちから離れて、再びドラゴンの前に立つ。


作戦も何もねーし弱点もわからない、でも、それでもオレはあのドラゴンを倒さないといけねー。

…オレは約束は死んでも守るからな!あ、死んだら意味ねーか、死なずに守るからな!


オレはM92Fを構えて、ドラゴンの近くへ移動する。

どうにかしてあのドラゴンにくっついてるC4を爆破させねーとなー。


「あっち向いてホイとかで、隙がつくれたら苦労しねーんだけど。」


その場に沈黙とした空気が流れる。

……誰かツッコんでくれたら嬉しいんだけどなー….

うん、無理なのもわかってます。はい。


するとドラゴンが尻尾をなぎ払い、オレに向かって攻撃してきた。


「速っ…」


オレはなんとかしゃがんで躱したが、オレの後ろにあった岩がドラゴンの尻尾によって真っ二つに切り裂かれた。


うっそ〜〜…


しかし、唖然としている場合ではなく、周りの空間が徐々に歪んでいき、切り裂かれた岩が棘のような形状になった。


「次はアレで刺すつもりかよ…」


オレはすぐさま立ち上がり、M92Fで岩に向かって撃つ。


何本かは粉砕したが、それでも全て壊すことはできず、残った岩の棘がオレの体に命中した。


でもまあかすっただけだし、これくらい平気へい…き?


「マジか…クソっ、いってぇぇ!!!」


足元を見ると、オレの左足を一本の岩の棘が貫通していた。

そして、空間が歪んでいたせいで、左足はねじれたようなありえない形状になっている。


オレは刺さっている岩の棘を殴って粉砕するが、バランスを崩しその場に転倒する。


すると、ドラゴンがオレの目の前に立ち、でかい口の前であのブラックホールを作り出そうとしていた。


周りの石などの物質が吸い込まれ、ブラックホールの中へ消えていく。


徐々にオレもブラックホールに引きずられていき、ブラックホールのすぐ近くまで移動した。


「オレ……ここで…死ぬのか?」


…確かにオレはもとの世界でも悪いことばっかりしたし、この世界でも同じようなことしかしてなかったしなー…まあ、仕方ねーか。


オレは諦めたように地面にしがみついていた手を緩める。


が、すぐにまた力をこめた。


「でもオレはそういう罰みてーなのは嫌だから絶対無理に決まってんじゃねーか!それに、約束してるからな!ここで死ぬわけにはいかねーんだよ!!」


オレはスタングレネードを爆破させてドラゴンの視界を奪い、その間にM92FでドラゴンにくっついてるC4を撃ち、起爆させる。


スタングレネードの閃光により周りが見えない中、C4の大きな爆発音が鳴り響いた。











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