とっておき!
オレはドラゴンに背を向けて、そのまま走り出す。
「修也君!逃げたらダメだ!逃げたらこの街がどうなるかぐらいわかるだろ!?」
アーロンさんが腹を抑えながら必死になって言ってくる。
うっせーなー、誰も逃げるとか言ってねーだろ。
オレはアーロンさんの言葉を無視してそのまま走り続けた。
走って遠くに行くオレを猛スピードでドラゴンが追ってくる。
やっぱり追ってきたな馬鹿ドラゴン!!
オレはドラゴンがオレに直撃する瞬間に横に飛び出し、ギリギリで回避しながら口の中にグレネードを、投げ込む。
そして、ドラゴンは勢いを止めきれず 前にある大きな岩にそのまま突っ込み、グレネードが口の中で爆発した。
ドラゴンが怯んだ隙に、大量のC4を持てるだけ持つ。
よし、じゃあいくぜ!これがオレのとっておきだ!!
ドラゴンが再びオレに突進しようとした瞬間に、空中にC4を投げる。
そして、C4がドラゴンに触れた瞬間にオレはM92FでC4を起爆させた。スイッチじゃ間に合わないからな、こんなに大量にあるしよ。
次から次へとC4が触れた瞬間にM92Fで起爆させ、ドラゴンのいろんなところの肉をえぐり取っていく。
これがオレのとっておき、空中C4爆発作戦だ! まあ、今思いついたんだけどよ。
ドラゴンは風圧でC4を飛ばそうと翼を動かそうとする。でもそんなことはさせねーよ!
オレがC4を先にM92Fで爆破させてドラゴンの動きを封じ、ドラゴンの翼もC4でバラバラに粉砕した。
「んじゃ、そろそろ終わりにするぜ!じゃーな、クソドラゴン!」
オレはM92Fとグロックを構えて、ドラゴンの頭に乱射する。
ドラゴンの頭から大量の血が吹き出し、そのドス黒い血が辺り一面を赤く染める。
そして、ドラゴンはそのまま足から崩れ落ち、大きな音を立てながら地面に横たわり動かなくなった。
「げ、きたねーな」
服がドラゴンの血のせいで真っ赤になっていた。
オレはその場で上に着ていた服を脱ぎ捨て、アーロンさんのところまで移動する。
「アーロンさん、服持ってねーか?」
「いやいや、持ってるわけないだろ修也君。私をそんな、なんでも持ってる人みたいに見ないでくれ!」
うっせーなー、魔法で作ったりできるだろ。あ、アーロンさん作れないんだった。
しばらく、ドラゴンを倒した場所で座って休憩していると、遠くから千香が走ってきた。
「修也!ドラゴンの手下になった人達がまだ暴れてるからさ!修也も捕まえるの手伝って!!」
いや、いきなりそんなこと言われても意味わかんねーよ。
オレは頭の上に?マークを出しながら千香を見上げる。
「だーかーら!休憩してる場合じゃないんだって!」
千香はオレの手を引っ張り急に走りだした。
いやいや意味わかんねーって!!
そして、千香に連れられついたところには、竜のような翼で空を飛んでいる人達が20人ぐらいいて、5人ぐらいは悠人達のところで倒れていた。
「なにあれ、弘毅の家族?」
「全然違うよ修也、弘毅はドラゴンと人との間に産まれた子だけど、あの人達はただドラゴンに力を貸してもらってるだけだから」
へー、まあ、どっちにしろオレが行かなくても勝てそうじゃねーか。
オレがその場で寝ようとすると、千香に頭を叩かれた。
「いってーな!絶対オレがいなくても勝てるだろあれ!」
オレがそう言うと、千香が悠人の方に指を指した。
その指の先を見てみると、ここの兵士らしき人が何人も倒れている。
……今のところ戦力は同じくらいってことか。
あーもうめんどくせーな!!行くよ!行けばいいんだろ!?行ってやるよ!!
更新遅れてすみませんでしたm(_ _)m
多分次の更新も一週間後ぐらいになると思います。




