勝負!
「それで隠れてるつもりかよ!バレバレなんだよ!」
オレは馬車から飛び降りながらコルトガバメントを構える。
「ちっ、やはり護衛をつけていたか!」
暗殺ギルドのアーノルドを暗殺しようとしていた奴らはその場から散り始めた。
逃がすわけねーだろ!!
オレは少し遅れて離れようとした3人をヘッドショットする。
撃たれた3人は足から崩れ落ちるように倒れていった。
勿論残りの奴も逃がすわけねーぜ!
「冷!大体どこらへんに行ったかわかるか!?」
「修也から見て前の方に逃げた奴を追いかけてください!他は悠人が行ってます!」
まあ、悠人に任せとけばなんとかなるか。
ただ相手は暗殺専門の奴らだからなー、気づいたらアーノルドが死んでた!ってこともあるかもしんねーし。
「千香!アーノルドから目ぇ離すなよ!」
「任せて!絶対目離さないから!」
千香が自信満々そうに胸を張る。
お、おうよろしく。
で、オレは前の敵を片付ければいいんだよな。
とりあえず前の方まで走ってみるけど、いねーなー、気配も全然しねーし。
いや、上か。
木の上から1人、暗殺ギルドの野郎がオレ目がけて落ちてきた。
「なめてんのか?そんなんで勝てるわけねーだろ」
オレはその落ちてきた奴に当たるように銃を上に向ける。
「残念だったな、俺がただ単にここまで逃げるとでも思ったのか?」
「うっせーな」
まあ、とりあえずヘッドショット。
気を失った暗殺ギルドの野郎は人形のようになんの抵抗もなく地面に叩きつけられた。
オレは暗殺ギルドの野郎が動かなくなったことを確認し、回りを見渡す。
あ、オレ囲まれてるっぽい。
オレの回りを何十人と暗殺ギルドの人達が囲んでいた。そして全員ナイフや剣、斧などの接近戦用の武器を装備していた。
やべーなー…マジで。
ただでさえ どう帰ればいいかわかんねーのに。
んー、逃げればいいんだろーけどさ、こいつらって結局倒さねーといけねーんだろ?アーノルドを暗殺しようとしてる奴らだし。
ま、どっちでもいいか!どうせ逃げないしよ!
オレはコルトガバメントを取り出し構える。
コルトガバメント1丁じゃ、少しキツイかもな…。
だからって人を殺すわけにもいかねーし、まあ、一応こいつも持っとくか!
オレは空いている左手でM92Fを取り出した。
すると相手が一斉に飛びかかってくる。
ちょっ!ちょっと待てよ!一気にくるとか卑怯じゃねーか!!?
オレは目の前にいた何人かをコルトガバメントで撃って眠らせ、その空いたところに突っ込む様な形で何とか一斉攻撃を躱した。
あっぶねー。マジあっぶねー。
「なに安心してんだ?まだ攻撃は終わってねーぞ!!」
暗殺に不向きそうな 体型の大きなおとこがオレ目がけて斧を振り下ろそうとする。
まあ、斧は持ってねーけどな、なんでって?だって 今 オレがその斧持ってるから。
「安心するに決まってんだろ、お前武器持ってねーのに何してんだ?エア薪割り?」
そう言って、オレは相手が気づかないうちに奪っておいた斧でデカイ男を吹っ飛ばした。
デカイ男の後ろにいた奴らも巻き添えをくらい、どんどん吹き飛んでいく。まるでボーリングのピンの様に。
今ので三分の一は減ったな。この短時間でここまで多く倒せるのってオレぐらいじゃねーか?
オレがデカイ男を吹っ飛ばしてカッコつけていたところを2人の暗殺ギルドの人が攻撃してきた。
でも残念、オレにはそんな攻撃効きませーん。
後ろに振り返り、銃を持ったまま相手の腕を掴んで攻撃を止める。
そして1人ずつ頭突き。そして怯んだところをヘッドショット、ハイ終わり。
そしてそのままコルトガバメントで連射し、2人の後ろにいた奴らも一気に倒した。
M92Fで武器を飛ばしたりしながら。
今おもったけどよ、こいつらよりゴブリンの方が普通に強くね?オレまだ1回もこいつらの攻撃うけてねーしよ。
と、ここで悠人を含めた千香達の乗っている馬車がオレのところまで来た。
ちっここからが本番なのによー。
「なかなか帰ってこないなーって思ってたらやっぱりこんなことになってるし」
「うっせーなー、千香には言われたくねーよ!」
「なっ、むっムカつくー!」
オレはとりあえず馬車に乗り込む。
いや、全員倒してこいよ とすぐに追い出されたけど。
馬車から悠人と弘毅、千香が降りてくる。
「こういうのはオレ得意だから」
そう言って弘毅は手に持っているアサルトライフルで次々と敵を倒していく。
勿論、麻酔銃で。
弘毅もアーロンさんから新しいアサルトライフル貰ったのか、きっ…気になる…。
オレは基本的にハンドガンはめちゃくちゃ物凄くスーパー好きだけど、アサルトライフルとかスナイパーライフルなどの他の銃も結構好きだ。
結局あの後はほとんど弘毅が倒してしまい、オレたちの出番はほとんどなかった。
でも、まだまだ隣の街まで距離はあるからな!気を抜かずに、じゃなくて、適度に気を抜いて頑張るぜ!




