救援!
くそっ全然前に進めねー。
ゴブリンを倒しても倒してもまた次のゴブリンがやってくる。多分、ボスのドラゴンを倒さねー限り永遠と復活してくるんだろーな。
これじゃあ終了まで戦っても意味ねーよ。
肋骨が折れてそうなせいで思うように痛くて動けねーし、このままじゃいずれ負けるかもしれねーなー。
「修也!一回下がろう!」
オレがかなりのダメージを負っている事がわかった千香はオレを担いで後衛の方まで走って戻る。
「千香!オレは大丈夫って言ってんだろ!」
オレ達が逃げている事に気づいたゴブリンが追ってくる。千香はオレを背負っているせいで逃げきれそうにない。
「うわっ!」
さらに千香が地面に転んだので、一瞬にして追いつかれた。
結局オレが助けねーといけねーんだな…
「千香、相手はめちゃくちゃいるんだぜ?
逃げきれるわけねーだろ」
オレはM92Fの引き金をゴブリンに向かってひく。しかし、肋骨が痛み狙いが微妙にずれた。
弾はゴブリンの肩に突き刺さりゴブリンは後ろに後退りした。
クソ、やべーな…
ゴブリンが棍棒を振り上げる、そして、オレ達を凄い勢いで殴りつけようとする。
すると棍棒がオレ達の頭上にきた瞬間に大きな音が鳴り響き、ゴブリンの頭が吹っ飛んだ。
「…へ?」
前を見ると半龍化した弘毅がゴブリンの頭を尻尾で叩きつけていた。
「これで借りは返したから。」
そう言って手に持っているアサルトライフルで次々とゴブリンを倒していく。
「へー、やるじゃねーか!」
…って優里香は?
オレは周りをキョロキョロ見渡す、すると一発の弾がゴブリンの頭にヒットした。
その弾の弾道を辿ると、そこに優里香がいた。だダブルキルを何回も連続でする冷ほどはないけれど、それでもかなり上手くなっていた。
弘毅をメインにゴブリンを倒し、弘毅に不意打ちしようとするゴブリンを優里香が狙って撃つという戦法でどんどんゴブリンを倒す。
でも、やっぱりどれだけ倒したところでドラゴンを倒さないと意味ねーよな。
「弘毅、今からオレがドラゴンを片付けに行くからゴブリンを倒して道をつくってくれねーか?」
千香が、弘毅達が戦っている間に応急処置をしてくれたのでさっきよりは戦えそうだ。
オレは弘毅達が道をつくってくれたところを走り、ドラゴンのもとへ向かった。




