6人になったぜ!
「おい弘毅!ほら食べろって!好き嫌いすんな!」
「食べねーよ」
オレは今、弘毅にアイスを食べさせようとしている。何故弘毅が嫌いなのにあげようとするかだって?
それは勿論オレが好きだからだ!
「ねえねえ、修也ー、弘毅に無理やりあげようとしてるんだし、私も修也に無理やりハバネロを食べさせてもいいですよね♪」
あ、久しぶりやみた気がする 冷の悪魔の笑み。
絶対嫌だぞ!それはお前も食わねーじゃねーか!
オレは自分が食えるのしかあげてねーじゃねーか!
「ああああああぁ!!!!」
オレの悲鳴が家じゅう響き渡った時だった。
………………
………………………………
…くそー!まだ口の中が少し痛い!
なんでいつもオレばかりこんな目に合わないといけねーんだよ!
んー…とりあえず部屋に戻るか。
リビングじゃなんか落ち着かねーし。
白い髪をくしゃくしゃと掻きながら2階へと上がっていった。
あと、上の階は部屋が四つということになってたが、迷宮の部屋のほうから2部屋移動させるリフォームをした。
移動っていうか、ドアの位置を変えただけだけど。
まあ、オレもよくわかんねーから説明はこれくらいにしておく!
とりあえず部屋が6部屋になったってことだな!
…ん?そういや、優里香や弘毅ってどうやって戦うんだ?
優里香は確か、弓道をやってたけど。
なんかオレと一緒に空手はしたくないとかそんな理由だったっけな。なんか虚しい。
弘毅は、全くわかんねーな…
「というわけでやって来たぜ弘毅!」
「来なくていいし帰れ」
この13歳が…オレは2歳年上なんだぞ!
まあ、別にそこはどうでもいーけど。
「弘毅って本当に13歳か?どうみても身長150cmないよな。」
「うるさい、人のコンプレックスをペラペラ喋んな」
あっコンプレックスだったんですか。
で、えーとなんだったっけな。
あ、そうだ、使う武器の話か。
「でさ、弘毅ってなんの武器使うんだ?」
「え?武器?それならそこに置いてんだろ」
言われた方向を見てみると、スカーLが置いてあった。
スカーLとは、アメリカ、ベルギーで製造されているアサルトライフルである。
別に銃しか使っちゃいけないルールとかつくってねーんだけどな
「あれだよ、あれ、修也が銃使ってるの見てさ、俺も銃で戦いたいなって」
「マジかー、照れるじゃねーか!」
「…やっぱ違うのにしよ。」
おいおい!まてまてまて!なんで!?じゃあなんて返事してほしかったんだよ!!
「まあ、そこは置いといてよ、そのアサルトライフル自分で選んだのか?」
「いや、悠人だけど。」
やっぱりそうだよな、どうみても初心者だし、1人で選べれるわけねーか。
「…ってなんで、オレには頼まなかったんだよ!」
「?、悠人が修也はハンドガンしか勧めないからやめた方がいいって。」
な……悠人の野郎!!人にまでハンドガンを押し付けたりしねーよ!
……もういいや、用は済んだし部屋に戻るか。
弘毅の部屋のドアを開け、廊下にでる。
すると、階段から悠人が上がって来るのが見えた。
「おい、悠人、なにオレをおいて弘毅と武器選びしてんだ。」
「え、だって修也、ハンドガンしか勧めないだろ?」
勧めねーよ!!
あーもう いーや、なんか面倒くさくなってきたしよ。
オレはそのまま部屋に戻った。
すると、優里香がオレのグロックとM92Fを見比べているのが見えた。
…なんか見たことあるような光景のような気がするんだけど。
「おい ユリ 何やってんだ?」
「げっ!お兄ちゃん!べっ別になんだっていーでしょ!」
「いや、明らかにオレの銃を眺めてたよな…」
「うっさいな!お兄ちゃんには関係ないし!」
いや、関係大アリだろ!それオレのM92F!オレのグロック!
!、もしかして優里香、まだ武器を決めてないとか?
「ユリ、お前どの武器使ってんだ?」
「え?それ今聞くこと!?」
あ、唐突すぎたか?でも別にいーだろ。
「えっと、まだ…決まってない…」
…やっぱり。
弓道してたんなら、弓でも使えばいーのに。
「明日一緒に探しに行くかー?」
「別にお兄ちゃんと行かなくてもいいし」
誘ってやってんだから素直にハイっていえばいーのによ!
こうして明日2人で武器を選びに行くことになった。
でも、どうしようかなー…
悠人の言った通りハンドガンしか頭に浮かばねえ…




