お礼!
うーん…困ったな…
お礼ってどんな風にすればいいと悠人に聞いたら、そりゃプレゼントだろ!と言われたけど何を買えばいいんだ?
千香を一緒に連れて行こうしたら、それじゃ意味ないだろと悠人に邪魔されるし。
うーん…高い物じゃなくていいから、気持ちが伝わる物って言われてもなー…
やっぱ今日の悠人、なんか妙にニヤニヤしてたし信用しねー方がいーかな。
ん?道の真ん中で、今にも泣きそうになっている男の子がいんだけど…
迷子か?仕方ねーな、助けてやるか。
いや、まて、オレは今プレゼントを買いに来てるんだけど…あー!もう面倒くせーそんなの!
迷子の子を助ける!どう考えてもそれの方が優先に決まってんだろ!
「なあ、大丈夫か?お母さんとはぐれたのか?」
「うるさい、話しかけて来ないでよ別に さみしくねーし」
へー…
素直じゃねーなー。そんなにオレを怒らせたいかなー?
って危ねえ、抑えろーオレ。
「いや、さびしそうじゃなかったら来るわけねーだろ、これやるから元気だせって」
さっき珍しくお金を払って買ったアイスを渡す。
いや、さすがに盗んだ物をあげたりしねーよ、盗んだ物は責任持って自分で処理します。
「いらねーよこんなの」
ほんと素直じゃねーなー!
流石にむかっときたオレは無理やりアイスを男の子の口に詰め込んだ。
「ツッツメタ!!」
男の子はすぐにアイスを口からだし、オレに投げつけようとする。
「当てれるもんならあててみろよバーカ!」
あれ?なんかおかしいような…ま、いっか!
男の子が、オレにアイスで叩こうとするのを全てかわし、いろんな方法で挑発してみる。
後ろからもう一回口の中にアイスを押し込んでみたり、変顔をしたり、そんな感じで。
そして遊び疲れた?男の子はベンチに腰をかけて、休憩している。
「なかなか良い動きじゃねーか、そういや、お前名前なんて言うんだ?オレは速川修也。」
「弘毅…」
「コウキかー いい名前じゃねーか、じゃあヨロシクな!コウキ!」
「馴れ馴れしくすんなよ」
うっ素直じゃねーな…
ってなんだ?あれ
!!、刃物がこっちに飛んでくる!!
「危ねえ!!」
オレは弘毅を抱きかかえ刃物を回避する。
今のは明らかに弘毅を狙ってたな。
ちっどこから飛んで来やがった!
一瞬、刃物の光沢が見えた。
「そこか!」
投げられたナイフをM92Fで撃ち落として、続けて投げて来た場所をグロックで撃つ。
ちっ外したか。
「コウキ、オレから離れんなよ」
そう言って弘毅を近くに寄せる。
さあ、でてこいよ不意打ち野郎、ボッコボコにしてやるからよ!




