はい!帰ってきました!異世界に!
んー…なんか頭いてー。
ここは…アーロンさんの家か。
広い家は苦手なんだよな、オレ1人じゃ絶対迷子になる。
まあ、そんな事は置いといて
「ユリ、なんでここに居るんだ?」
「お兄ちゃん!何処ここ!?どうなってるのこれ!?」
オレが聞いてんのはそんなことじゃねーし、どうなってるって言われても わかるわけねーだろ!
「うっせーな!もういい!こっち来い!」
千香か、悠人か冷が近くにいるはずだ。
やっぱり、少し歩いたら悠人を見つけた。
「おーい悠人ー!」
「あ!修也って、なんでユリちゃんが居るんだ?」
「まあ、いろいろあってよ、それよりアーロンさんの場所まで連れていってくれねーか?」
悠人が疑問そうな顔をしていたがそのままアーロンさんのところまで連れていってくれた。
ちなみに千香と冷は先に帰ったそうだ。
待ってくれてたのは悠人だけかよ!
アーロンさんの目の前についたオレは少し深呼吸をする。
「アーロンさん、いろいろ聞きたいことだらけだけどよ。先に一つだけ言っていーか」
「ん?なに修也君」
「いきなり突き落とすのはおかしいんじゃねーか!?先に説明してからでもよかっただろ!」
「ゴメンゴメン、なんか気分的にさ、突き落としたかったんだよ」
おい、それで許してもらえると思ってんのかこいつ…
「で、そこの子は誰かな?ほら、修也君の隣にいる子」
「あー、それが一つ聞きてー事なんだけどさ、一緒にオレの妹がついて来たんだけどこの場合帰れるのか?」
「うん、無理だね」
即答だな、おい。
「この世界から送り出した時は制限時間があるけど、こちら側に来る時は制限時間とかないからね」
マジかよ…
優里香がオレにピースしてくる。いや、全然ピースするところじゃねーから。
「あと、君達が元の世界に完全に帰れる方法を教えておこう」
そんな大事なこと知ってて今まで隠してたのかこの人!?
「この世界のドラゴンをたくさん倒せば完全にもとの世界へ帰れるよ。あの歪んだ異次元の空間が全て集まっていつでも自由に世界を行き来できる様になるんだ。」
えーと、本当にそんなことできると思ってるんですかねこの人、それにどう考えてもドラゴンを何匹も倒すとか不可能じゃねーか!
「他に方法はねーのか!?」
「ないね、でもやる気を出させるために一体倒すごとに報酬をあげよう」
またしても即答。それに、そんなものもらったところでやる気とかでるわけねーだろ!
「っていうわけで今回の報酬」
これは…グロックですか?
「修也君には一体倒すごとに実銃を一個ずつあげるよ」
はい、オレ 頑張ります。
ん、ちょっとまてよ…ドラゴンを何匹も倒さないといけねーってことは、アーロンさんの話の内容だとあの歪んだ空間はドラゴンを倒したら毎回でるって事か?
ま、そんなこと今はどうでもいーか!
オレは手にグロックというハンドガンを握りしめて優里香と悠人と3人で家まで戻る。
あっそういえば、レッドドラゴンに勝ったから、あの家も今日から俺たちの家か!
んーそれにしても、アーロンさんはなんでオレ達にここまで手助けしてくれるんだろーな。
オレは元の世界に完全に帰ることより、その事の方が凄く気になっていた…




