久しぶりの再会!
あっ優里香、って、なんだあれ、オレの写真が置いてある。あれオレの仏壇!?
どうしよう、オレ死んだことになってんじゃねーか!
…仕方ねえ、勇気をもって話しかけてみるか。
「おっおいユリ!」
…反応がない。
「おーい!ユリ!!!」
「おかしいなー、お兄ちゃんの声が聞こえるんだけど、そこまでお兄ちゃんの事気にしてたかなー…」
「いや、オレ死んでねーよ!
勝手に殺すんじゃねー!!」
「お兄ちゃん、死んだ事にも気づいてないなんて、本当可哀想な人だな。」
「うっせーな!だから生きてるって言ってんだろーが!」
優里香の頬をつまんで揺さぶる。
それでやっと気づいてくれたのか、口をパクパクして驚いている。
「お兄ちゃん?生きてたの!?」
「まあな!そう簡単に死ぬわけねーだろ。
今は少し事情があって帰れないんだけどな」
…話したところで異世界のことは絶対信じてくれないだろーしな。
「あっそ!私は別に死んでてもよかったけどさ!」
おい、それは酷すぎねーか!?
「で、事情って何?」
いきなり聞いてくるなよ…
「えーとそれはな!あれ!そうあれだってあれ!うんあれ!」
「意味わかんない、真面目に話してよ」
言ったところで信じてもらえねーってのわかってんのに簡単に言えるか!
「これはな!重要な秘密なんだ。絶対ユリには話せねー。」
「へー、そんなにガスガン壊されたいんだ。」
あっまだあったのオレのガスガン!
って壊すな!あれはオレの命より大切なんだぞ!
「話します!話しますから!」
そしてこの後オレは優里香に全てを話した。
商店街でいろんな物を沢山盗んだ事とか盗賊のアジトで宝を沢山盗んだ事とか、他にもいろいろ盗んだ事とか
「盗みしかやってないじゃん!お兄ちゃんバカなの!?いや、バカなのは知ってたけど、人間としてどうかと思うよ!」
うっ今のは結構 傷ついたぜ…。
でも優里香はオレが言った事をほとんど信じてくれた。
まあ、今思えば ここにオレがいること自体信じられねーような事だもんな。
「信じてくれてありがとな、じゃ、お袋や、親父にもよろしく言っておいてくれよ!」
オレが家から出ようとする。
「ちょっとまってよ!まだ時間あるんでしょ?もう少し居てよ…」
「あ?どうしたんだよ、オレ今からアイス買いに行きてーんだけど」
「うっさいな!居てって言ってるの!」
そこまで言うんなら居るけど…どうしたんだ?アイス買いに行くだけじゃねーか。
「あのさ、私もそこに行けるかな」
「はあ?行けるわけねーだろ。多分!
行けたとしても親父やお袋はどうすんだよ!」
「あーもううっさい!お兄ちゃんには聞いてないから!」
……は?こいつなんか今日おかしくねーか?
何もすることがないオレは冷蔵庫に行き、何か食べる物がないか調べる。あっアイスあるじゃん。
そして、アイスを食べ終わり 優里香と適当に話していたらあっという間に時間が来た。
「もうすぐ時間かー、じゃ、そろそろ行ってくるけど、親父とお袋には迷惑かけんじゃねーぞー」
オレはそう言いながら立って背伸びをする。
するとオレの周りが謎の光に包まれた、時間ピッタリじゃねーか。あ、今からあの世に行くわけじゃねーぞ!オレ生きてるから!
「…行かないでよ」
優里香が急に呼び止めてきた。
「何言ってんだ、そんなこと言われても無理って言ってんだろ!」
「うっさいな!それが無理なら無理やりにでもついていってやる!」
優里香がオレにしがみついてくる。
おいっ危ねえっ危ないって!
オレと優里香は謎の光に包まれ、そのまま2人共消えていった。




