決着!
レッドドラゴンが空を飛び、オレに向かって急降下してきた。
あの皮膚じゃ、弾丸は効かねーな。
「でも、さすがにここまでは硬くねーだろ!」
オレが撃った弾が、レッドドラゴンの眼球に直撃する。
続けて冷が左側の腹の穴をスナイパーで撃ち抜き、レッドドラゴンをオレの目の前に撃ち落とした。
レッドドラゴンの目から大量の血が噴き出す。あと、他に攻撃できそーなところは口の中かぐらいか?
レッドドラゴンが腕を横に振ってきたが、それを横に転がって避けて、振ってきた腕にしがみつく。
ん?よく見ると、皮膚が硬いんじゃなくて鱗が硬いだけなんだな。鱗の隙間にある皮膚はそこまで硬くねーし。
オレはジャンプして腕から離れる、そしてM92Fで2、3発撃ち 全部鱗の間に命中させた。
当たったところから血が噴き出す。
おっやっぱり皮膚自体は柔いんだな。
体から血が出たことに焦ったレッドドラゴンがオレに猛突進してきた。
「自殺行為じゃねーか、そんなに死にてーのか?」
オレは何発も弾を撃ち、全て鱗の間に命中させた。
レッドドラゴンのいろんな箇所から血が流れてくる。
オレのところに来る前に力尽きたレッドドラゴンは崩れるように倒れこみ、動かなくなった。
あー…やっと勝てた。
「こんなに強い奴を依頼してくるなんて、やっぱりアーロンさん頭おかしいんじゃねーのか?」
すると、悠人がオレを呼ぶ。
「おい!修也、レッドドラゴンの上に何か出来てるんだけど…」
「うっせーな、なんだよ悠人」
ってなんだあれ!?
倒したレッドドラゴンの上に大きな歪んだ空間ができているんだけど!?
みんなで近くに行って覗いてみてもどうなっているのかサッパリわからない。
とりあえず後ろ下がろうとした瞬間、何者かにオレ達の背中は押された。
そのままオレ達はその空間の中に入ってしまう。って危ない!危ない!誰だ押したの!?
「…アーロンさん?」
アーロンさんらしき影が遠くに見えた。
「この空間を通れば一時的に元の世界に戻れる、一時的だけど、だからこの間にやり残した事をやって来るんだ!」
アーロンさんらしき人が中に入っていくオレ達に手を振ってくれていたのがかすかに見えて、その後 目の前が完全に真っ暗になった。
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「はっ」
ん?これはオレの家のオレの部屋のベッド?
いや、やっぱりそうだ、ここは元の世界のオレの家の中だ!
「なんだこれ?」
気づけば手紙を自分の手で握っていた。
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修也君へ
元の世界には無事戻れたかい?
でも、これは一時的に戻れただけだから
時間が来たら また私のいる世界に帰るようになっているから気をつけてね。タイムリミットは約5時間!
っていうわけで今のうちにやり残した事をやってくるんだ!
じゃあまたあとで!
アーロン
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え?どゆこと?帰れたわけじゃねーのか!?
っていうかアーロンさんオレ達が違うところから来たの知ってたのかよ!
しかも、いきなり背中押してくるって危な過ぎんだろ!
ハァ…それにどうせ、親は仕事でいねーっての。
手紙でも置いておくか…
オレは自分の部屋を出て、とりあえずリビングに向かった。




