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王者決定戦!

次、オレの番か。

座っていた席を立って試合場に移動する。

そういや、ここでは武器の使用が認められてるみてーだ。…よくこんな危ないところに平気で連れてこれたなあのクソ漁師!


試合場に着いたオレはそのまま試合場にあがる。

えーと、一回戦の相手は、大剣使いか。

あ、勿論オレはハンドガンだぜ!!


審判の合図と共に構えて、開始と同時に相手が飛びかかって来た。


「そんな単調な動きじゃ当たんねーよー」


中学の頃、よく近くのヤンキーと喧嘩してたから、武器持ってる人相手の戦いも結構慣れてんだよなー。

相手の剣をわざとスレスレで躱して、ケツを叩いて挑発してみる。


「このガキーー!!」


早!もう怒った!

商店街グループのおじさん達には大ウケしてたが。


怒ったせいか動きがもっと単調になっている、こんな攻撃オレには絶対当たんねーぞ。

こいつ、ヤンキーの下っ端と変わらねーぐらい弱くねーか?


「そろそろ反撃するぜ!」


こんな弱い奴の相手してる場合じゃねーんだよ!

相手が大剣を縦に斬ってくるが、それを避けながら前に出る。そして、相手の顔に右ストレート!


大剣使いは前に吹っ飛んで倒れた。

え?もう終わり?

さすがにこれくらいじゃ倒れないと思ったんだけど。

大剣使いは倒れたまま気を失っている。


なんか全然 勝った感じしねー…

こいつ、ヤンキーの下っ端以下じゃねーか?


この後もこの調子で勝ち進んでいき決勝戦まで残った。


相手は勿論悠人だ。


「最初っから本気で行くぜ悠人!」


「わかったから早く来いよ!オレも最初から本気でいくから!」


悠人は武器を持っていない、いつまでも素手で勝てると思うなよ空手野郎!


オレはM92Fを取り出し悠人を狙う。

が、狙っている間に距離をすぐに縮められた。物凄い勢いで悠人の左フックが飛んでくる。


「危ねっ!」


ギリギリでしゃがんで躱し、距離をとる。

狙う暇もねーな、どうにかして隙をつくらねーと!


「おい修也!オレが修也相手に素手なわけないだろ?」


悠人がコンバットナイフを右手で取り出した。そーいや、悠人コンバットナイフ持ってたな、忘れてた。


んー…もっと戦いづらくなったんだけど。


悠人が右に後ろ回し蹴りをしてきたので、後ろにステップして躱して、前に出ながら右アッパーを繰り出す。

が、すぐに悠人がナイフで斬りつけてきた。

オレは右アッパーの攻撃を止めて、ナイフを避ける。


くそー、これじゃ全然隙がつくれねー。

さっさと負けろよクソ悠人!


悠人がナイフで続けて攻撃を仕掛ける、オレは腕でナイフを殴り飛ばす。

殴ったせいで少し怪我したけど。


「痛いじゃねーか!」


「修也が殴るのが悪いだろ!オレも当てる気は無かったよ!」


悠人は寸止めで試合を終わらせるつもりだったらしい、それはそれで嫌に決まってんだろ!


悠人が素手で飛びかかってくる。オレは悠人の足元に弾丸を撃って動きをとめた。


おっチャンス!


悠人が怯んだ瞬間に銃口を顔に向ける。


「オレの勝ちだ!残念だったな悠人!」


悠人はちぇっと舌打ちして、手を上に上げて降参した。



こうして、オレが優勝、悠人が準優勝でお金がかなり貰えた。


あと、王者決定戦とか言ってたけど、今日はCランクの王者決定戦だったらしい。

そんなの王者決定戦じゃねーじゃん!!

まあ、出てる奴が異常に弱かったから納得したけどよ!


…ってよく見たらおじさん達の中に千香と冷がいるんですけど… お前らも見てたのかよ!


こうしてCランクの王者決定戦は終わり、最後はみんなで楽しく話をしながら帰った。

オレはおじさん達に振り回され、千香と冷には怒られ全然楽しく無かったけど。




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