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第6話ドキドキ

「小田倉さんこの問題わかる?」

あの一件以来なんとなく綾と話しちゃいけないんじゃないかって思っちゃってうまく話せないんだ。

「うっうん、、。」

たぶん綾もなんか変って感じてるんじゃないかな?

「ここはねこうやってさ、、。」

「ふうぅーん。ありがと、、。」

だって必要以上に話すすめようとしないもん。




「いい表すなら肩身が狭いって感じだよー。」

「ヒコは綾に話かけられるのが辛いの?」

「ずばりそうとはいいきれないんだよねぇー」

「、、、と言うと?」

「あたしさ高木君に話かけられて嬉しいって感じてる部分があってしかも高木君と話してると楽しいんだ。」

「へー。」

と言いながらいのちゃんはバスケットボールを人差し指で回しながら何か考えてるみたいだった。




部活終わって忘れ物取りに教室に戻った。綾が居た。

「あれっ?今帰り?」

「うっうん。忘れ物取りに、、。あっ着替え?あたし少しでてるから終わったら教えてよ。」



「ほーれほーれこっちこっち。」

ぱんぱんと手を鳴らし飼ってる飼い犬を呼ぶみたいに綾はあたしを呼んだ。そのノリにあたしも

「ワン!」

ってつい、、のっちゃって広げる腕の中に吸い込まれていった。

あたしたちは数秒抱き合った。胸がどきんどきんしてる。あたしにこんな勇気あったなんて、、。意外。綾もドキドキしてるみたい。

「ごめん!悪ふざけしすぎたね!」

そういってあたしは忘れ物を忘れて駆け足でバスまで走った。

もうまともに綾の顔みれないじゃん!!あーびっくりした!

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