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第3話気になる。

「小田倉さんってバスケ部?」

ある日突然急に話かけられる。もちろん綾に。

「はい、そうです。」

と、礼儀正しく返事するしあたし。

「A組に井上っていんじゃん?あれもバスケ部だよね?」

「はい。」

「実は寮が同じで小田倉さんの事リサーチしちゃった。」

、、、リサーチ?

「実は天然全開なんでしょ?」

「は?」

本人は一生懸命生きてるのに天然言われてああそうですって言う人いないとおもうんですけど。

「まぁいいや。とにかくよろしくね。」

「はっはぁ、、、」




「いのちゃん!!高木くんと何話したの!?」

放課後部活で井上こといのちゃんに尋問開始。

「え?ただ聞かれたからおもしれー奴だよって言っただけだよ?」

「だって今日いきなり天然でしょって言われた!意味不明だし!」

「、、、天然なんだよおまえ、、、自覚してないだけで。」

と言うといのちゃんはシュート練習しはじめた。

いのちゃんなにか隠してる気がする。

、、あぁ今日もいのちゃんシュート素敵に決まってますね。

さすが中学でエースだっただけあるよ。だって追っかけの子達かなりきつい視線であたしの事みてるもん。こんな事に気が付くあたしは天然なんかじゃないと思うんだよね。いのちゃんは背高いし顔もいけてるしバスケうまいし男の子と話すの苦手なあたしでもうまく話せるしなんかスーパーマンって感じだ。

「おい女バス!さぼってねぇでやれ!!」

そして喝の入れ方も超一流。

「はいはい。」

「んだコラ?やる気あんのか!」

「いのっちやめて。女バス三人しかいないんだから男バスと違ってお遊び部なの。しかも今うちら二人しか居ないじゃんバスケ部。」

「いゃ他の奴ら女とかよ、、いろいろあんじゃねぇの?」

「いのちゃんは?浮いた話聞かないね。こんなにとりまきがいるのに。」

「とりまき言うなかわいそうだろ。あいつらなりにがんばってんだから。」




結局今日はなんかわからないまま終わったな。高木くんいのちゃんからなに聞いてああ言ったんだろう?気になる17才春。


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