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AIに転生? 異世界で、少女の姿で、生き抜きますよ!  作者: SUYA
人工知能(AI)に転生! 第一章
26/50

第26話 昨日の謝罪

 次の日学校へ行くと。マリアちゃんとクリスティちゃんが駆け寄ってきた。

「コトコちゃん、大丈夫だった?」

 クリスティちゃんが、青い瞳を潤ませ、あたしの体を見て回る。

 マリアちゃんは体をペタペタ触って、問題が無いかを確認中だ。

「少しまだ痛いけど、ほら、大丈夫だよ!」

 あたしは両手を振り上げ、マッスルポーズで、元気であることをアピールした。

「昨日はありがとう。迷惑かけちゃったね」

「いいんだよ、どうってことないよ」

 二人の優しい一言に、あたしはにっこりほほ笑んだ。


***


 授業が終わるとマリアちゃんとクリスティちゃんに。

「今日も発明クラブに寄れないゴメンネ。明日は必ずいくから!」

 っと謝って、格闘技クラブへ向かった。そこからは先輩たちに平謝りだ。

「いやー、俺たちも悪かった。君は特にずるしてた訳ではないしね」

 クラブ長から忠告があったのか、意外と優しい対応でよかった。

「クラブ長は来ていないのですか?」

 あたしは頭を左右に動かし、道場を見回した。

「忙しい人なのでどうかな。クラブ長も君のこと心配していたよ」

「そうですか……」

「でっ、君はクラブに入るの?」

「クラブ長に謝ってから。許可してもらえるなら、入るつもりですけども。駄目でしょうか?」

「いやいや、僕は歓迎するよ。強い子が入ってくれればこの学院のレベルも上がるしね」

 先輩は両手を広げてウェルカムの体制を作っている。

「ありがとう御座います。とりあえず体はなんとも無かったので、心配いりませんとお伝えください。またあらためて伺います」

 あたしは先輩に丁寧にお辞儀をした。そして、格闘技クラブをあとにした。

 思ったより、時間ができたなぁ。発明クラブに寄って見るか。確か発明クラブは旧校舎を使ってると言ってたな。旧校舎って何処にあるんだろう。クラブ棟の方だと思ってたんだけど……。格闘技クラブの先輩に聞いとけばよかったなぁ。あたしってこういうこと多いな、ちょっと気を付けるようにしよう。キョロキョロ周囲を見ながら歩いていると……。

「ちょっとそこ行く君、何か探してるのかい?」

 振り返ると普通を絵に描いたような姿に、メガネかけた人物がいた。ひどい説明になったのでフォローを入れると、物腰はキリっとした感じだ。

「旧校舎をさがしてるんです。発明クラブがそこにあるらしいので」

「僕も旧校舎へ行くから案内するよ」

「ありがとう御座います。助かります」

「礼には及ばんよ、ついでだからね。君は発明クラブの見学かな?」

 この人は体中からきっちり感が漂っている。

「はい、ともだちに誘われてまして」こちらまできっちりした対応になってしまう。

「ともだちというのはマリアちゃんとクリスティちゃんかな?」

「そうです。よくわかりましたね」

「いや、ウチはクラブ員が少ないからね」

 先程から森の中を結構歩いている。少し心配になってきた。

「あのー、何処まで歩くんでしょうか?」

「もう少しだよ……。ほらそこだ」

 眼鏡さんが指差した木々の間から、巨大な鉄の柱が飛び込んできた。ドドーン! 音と振動に反応したあたしは、後ろに飛び跳ね尻もちをついてしまった。

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