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ちょっとみじかいです

「調べはどうだ」


 フードの被った人物が同じくフードを被った人物に問いかける。

 尋ねた人物は男性のようだが頭には、奇妙な1つの突起が見える。

 語り掛けられた人物には3つ。


 「私の調べの結果ガッコゥという施設には、若く活力に溢れた人間が多く集まっています。そこならば器が見つかるかと思われます」


 彼らは魔族、その中でも魔王への強い忠誠心を代々植え付けられた者達だ。


 「ならばその役目は我が行う、ここは異世界我々の常識が通用せん。ガッコゥにガーディアンがいるかもしれん。お前のそれを渡せ見つかり次第ビジョンを魔法で送る」


 「そんなあなたのような高貴な魔族がやる仕事では……」


 魔族の階級は角の少なない者が上位であり、角が少ない程総じて魔力は高い。


 「重要な仕事は力ある者が行う。これは鉄則だ」


 「了解いたしましたご武運を……」


 その言葉にそれを渡した。

 一見水晶玉に見えるそれはある魔法をかけある。


 「うむ、明日の昼ガッコゥに襲撃をかける。全ては魔王様復活のために」

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