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エピローグ

「あっ蹴ったよ! お腹の中で蹴ったよ空君!」


 最近建てた俺たちの家のリビングで萌が椅子に座って、大きくなったお腹擦っている。

 新築で純白のシミ一つない壁紙に萌が綺麗に映える。

 流石女神様も褒めていた美貌だ。


 「ほんとか萌! どれどれ」


 俺は迷わず萌のお腹に耳を当てる。

 萌の血液の脈動とお腹の新たな命の鼓動が俺に耳に届く。

 残念ながら蹴ってはくれなかった。

 シャイな子なのだろう。

 もちろん俺の子供だ。


 「もう空君たら赤ちゃんは逃げないよ」


 はにかむ萌。

 凄くかわいい。


 「そうは言ってもな、俺とお前の初めての子供だし」


 「ふふそうだね、本当に幸せ。大好きな空君と愛しあって、子供も出来たしね」


 「本当に変わったな萌。昔はゲロだとか糞虫とか言ってたのにな」


 「むう! 空君意地悪しないでよ。あれは私の体に宿っていた聖遺物とかいう物のせいだって、わかったんだから!」


 俺の意地悪な言葉に萌は俺をポカポカと殴り出す。

 全然いたくないし本当に可愛い奴だ。


 「悪い悪い。ところで光と果実は?」


 「ダーリン僕はここだよ!」


 俺か向うの世界にって帰ってきた時と同じセリフで、俺の左腕に抱き付く光。

 流石に子供ぽいからとポニーテイルを止めて、綺麗な白髪をセミロングにして少し大人っぽくなっている。


 「光これ懐かしいな」


 「私……も……います……空君」


 果実は前髪をばっさり切って可愛い顔がよく見えるようになっている。

 胸もあれから少し成長していて。

 それは萌と光も同じだ。

 おっぱいには大きさによる優劣はない全て素晴らしいものだ。


 「なんだここにたのか、2人とも」


 「それよりダーリン僕のお腹にも耳を当てて! 僕とお腹の君のベイビーが喜ぶから!」


 「そうだな! どこまで成長したか確認だ」


 光の言葉に萌と同じく大きくなったお腹に耳を当てる。

 あっお腹を蹴った。

 この様子なら元気な男の子かな。

 俺と光の子供だから男の子でもきっと可愛い子が生まれるだろう。


 「ずるい……です……私……もです」


 「まぁまて果実、光のお腹に耳を当ててからな」


 「まぁまて果実、もう少し光のお腹に耳を当ててからな」


 暫く光のお腹に耳を当て、存分に子供の成長の過程を楽しんだら次は。


 「じゃあ次は果実だな」


 「よろ……しく……お願い……します]


 初々しく恥ずかしがる果実の可愛さに思わず抱きしめたくなるが。

 今は我が子の成長を確認を優先する。

 そっと果実に大きなお腹に耳を当てると、小さな衝撃が二つ。

 これは双子かな。

 きっと果実みたいに、可愛くて魅力的な双子になるだろう。


 「それにしてもダーリンは凄いよ! 僕たち3人に同時期に妊娠させちゃうなんて! これも魔力課金とかいう奴の力なのかい?」


 「これは偶然だ、お前らとの第一子だからなちゃんと愛しあってから作りたくてな」


 「むふふ……私たち……愛されて……ます……幸せ……です!」


 「でも、ダーリン僕の赤ちゃんの部屋は、もっともっと君の子供を産みたいっていてるよ! 沢山作ろうね!」


 「空君! 私も最低3人だよ!」


 「当然……です! ……空君の……子供……産み……たい……だけ……産み……ます!」


 「おう任せとけ! 蓄えはたっぷりあるばんばん産んでいいぞ!」


 あれから俺は宝くじで当てた金を元に事業を僅か半年で成功させ、それなりに裕福となっていた。

 こいつらは俺がいれば何もいらないというので、蓄えはたっぷりだ。

 いざといなれば魔力課金もある。

 俺の愛する嫁と子供がくいっぱぐれるの心配はない。


 「うん! 沢山産んじゃうんだから!」


 「ダーリンがその気なら、僕たちの子供でサッカーチームを作れるぐらいがんばっちゃうよ!」


 「ふふふ……そのため……に……いっぱい……いっぱい……愛して……くだ……さい!」


 「それにしてお前ら裏表無くなってるし、心の声が聞けないのがすこそ寂しいぜ」


 「だったらその寂しさの分も私達を愛してよ!」


 「そうだよ! 今は清々しい気持ちなんだ、重い事を考えなくてもダーリンが僕たちを愛してくれているからね!」


 「そう……です……裏……も……表も……全て……私です」


 「そうだな裏も表も大好きな愛妻達だもんな!」


 「空君大好き」


 「ダーリン僕もさ」


 「大好き……です……空君」


 「俺もだ」


 「そういわけで夫婦の営みの開始よ!」


 「そうだねダーリン!」

 

 「そう……です……ね!」


 「まてお前らお腹に子供がいるんだから我慢しろ!」


 「だってね光ちゃん」

 

 「そうだね果実ちゃん」


 「そう……ですね……これ……を……使い……ますか」


 果実が取り出したのは紫の小瓶。

 ラベルには矢で射抜かれたハートマーク。

 怪しい、うさんくさい薬というモノを体現したかのようにアングラ感が漂う。


 「また怪しげな薬を」


 まぁこんな物でも飲みなれている俺にはハードルは低い。

 その果実の怪しい薬のおかげで、俺は3人と夫婦の営みが続けられているわけだが。


 「でっ飲めと?」


 「いつもの事じゃない」


 「そうだよダーリンくびっと! 飲んじゃって!」


 「そう……です……今回も……安全な……奴……です……私……の……父……愛用……です」


 「しかたないな。飲むけど。お腹の子供に無理がない程度だぞ?」


 嬉々とした目で俺を見る3人。

 これで俺たちも物語は本当に終わりだ。

 俺たちのこれからは幸せ一直線、そのための力と財力があるのだから。

 愛する嫁達と子供達を一生大切にするそれだけだ。

 

ちょいと次回作を練るのに時間を使って3日ほどお休みして、

次作投稿予定

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