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ほろほろ鳥も夢をみる  作者: Miki Kukiri
67/68

俳句集:手毬座生誕 Ⅱ 


(手毬座生誕 承前) 





 谷風に蛇の尾が退()く真昼かな 





 ながむしや主のごとく門を入る 





 とつくにの旅人とあり梅雨の寺 





 あたらしき冷蔵庫くる晴間かな 





 ことのはの棘むずがゆし新茶()む 





 責められて責めてみに行く梅雨の(うみ) 





 頼りなき傘にかくれて六月尽 





 街道を疾く飛びゆきぬ夏燕 





 雨蛙ひと来ぬ坂の主なり 





 雨蛙機をまつ(かほ)で庭の隅 





 油蟲おもはぬ場所にすでにあり 





 今朝までの夢おもひつつ()く梅雨の原 





 夏蝶やたれか我よぶ青き空 





 梅雨雲をくぐりとつくにびときたる 





 梅雨海の音とどくへや父眠る 





 蝸牛とびかたおもふこともなし 





 かたつむり海近き街で歌をきく 





 かたつむり名知らぬ神と同居せり 








              つづく 









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