俺の履き替え
無事?ではないが学校に到着。
校門を抜けて、玄関に到着。
しかし、ここでも難関が待ち受けてるのだ。
靴を履き替えると言う作業!!!
これは、足汗がハンパない俺にとっては警戒をしながらするべき作業なのだ!
まだ言っていなかったが、もちろん足汗がハンパないと言うことは足のにおいもハンパないということ!
そして、いまの状況だ!バスでのあの事件!足汗が通常よりハンパない!
だから、俺はできるだけゆっくり人の気配を確認しつつ、玄関に向かい靴を履き替えようとした。
「靴袋は持ってきてますか?」
先輩らしき女子高生がビニール袋をわたしてきた。
あっぶねえ!マジであぶねえ!この学校の先輩か?女子のかわいい先輩なのか?
っていうか本当にあぶなかったんだぞ!本当に!
もしも、においがとどいてしまい変な顔されたらこれからの入学式ずっとメンタルもたないぞ!でも、かわいいから許す!
「あつ…ありがとうございましゅ…」
おい!おれ!なにテンパってんの!?かわいいからって!
かんだ、おれはかんでしまった…ここでメンタルは削られるのか…
うまくいかないもんだな...
「んふふ」
先輩は笑った。
おお!先輩笑ってくれたー!かわいい!めっちゃかわいい!
よし!これでプラマイゼロだ!
そして、俺はにおいの被害がとどかないように遠くに行き、履き替えた。
もちろん、ほかのやつらにも被害はだしてないぜ!
まぁ、履き替えて玄関から去ろうとしたとき、あの先輩の前でなぜかまだテンパっていてド派手にころんだのはできるだけ語らないでおこう。