エルフの森へいこう
さあ、エルフの森へ出発だ!!
「ねえ?エルフの森の場所ってキースは知ってるかい?」
「いえ、拙者は存じ上げないですが・・・。」
うん、いきなり行き詰ったね。困ったときの転移石頼み。GPSのような機能発動しろ。考えるな、感じるんだっ。うん、なんか微かに感じる気がする。かなり遠くだけど、たしかに転移石とエルフちゃんの気配だ。
「うん、どうやらあっちのほうにエルフちゃんがいるみたい。背中に乗せてもらってもいいかい?」
「分かり申した。しっかり捕まってくだされ。」
その後は快適な空の旅だった。西の大陸から飛んできただけあって、グリフォンの飛ぶスピードはほんとにとてつもない。そして不思議な力がかかってるせいか、寒くもないし、息苦しくもなかった。これはとてもありがたい。
すごい速さで半日ぐらい飛んだ。ひたすら飛んだ。さすがに退屈になってきた。そして地の果てに、大きく飛び出した木が見えることに気づいた。
「あそこに大きな木が見えるね。いわゆる世界樹ってやつかな?」
またまた謎知識が発動した。この世界のエルフが世界樹を守っているかどうかは聞いたことがない。
「ええ、そうだと思われますが、まさかこんなところに・・・。」
へー、キースでも知らないってことは、世界樹の場所ってあまり知られてないのかな?とりあえず空から近づかれたら警戒されるかもしれないから、近くまでいったら下に降りることにした。
うーん、なんかもやが掛かってる感覚がする。やっぱり人よけの結界とかかけてあるのかな?でも転移石の位置情報機能を使えばなんなく突破できそうな感じ。
「キース、攻撃されても相手を殺すなよ?」
「心得ております。」
うん、平和的にいけたらそのほうがいいもんな。それにしてもエルフちゃんはどうなっているんだろうね。というか、グリフォンで飛んで半日のところに歩いてもう到着しているのだろうか。エルフだけが使える遠距離移動魔法とかあるのかな?
その時、音もなく矢が飛んできた。刺さっても死なないとはいえ、痛いのはいやだなあ。なんて思ってたら不思議な力にはじかれた。
「ふ、この程度の矢で拙者を傷つけようとは甘いわ。」
なんて偉そうにキースがつぶやいてた。やっぱグリフォンって強いんだなあ。それを普通にはたき落とせる子猫ちゃんってぱねえっす。
「管理人さん!」
目の前にエルフちゃんが現れた。




