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紅葉狩り

秋になると色鮮やかできれいな紅葉が始まる。


紅葉とモミジ、同じ漢字を使うけれど、読み分けられないよね。


「お父さん、モミジ見に行こう!」


私は秋が一番好きで、紅葉を見るのが特に好き。


銀杏、モミジ、いろいろあるけど、やっぱりモミジが一番好き。


「ほんとにお前はモミジが好きだな、名前が紅葉だからか?」


お父さんは私に紅葉という名前を付けた。


私が生まれたとき、病室から綺麗で真っ赤なモミジが見えたからだそうだ。


「うん!みんなでピクニック!お弁当持っていつもの丘に行こう!」


毎年恒例の紅葉狩り。


そこへ行って毎年きれいな葉っぱを一枚持って帰って押し花を作るのが、私の秋の楽しみ。


「今年も作るのか?押し花。」


「今年はねー、栞にするんだー。」


押し花は毎年いろいろなものを作っている。


コースター、栞、壁の飾り、シール・・・


3年前に作った栞はもう本に挟むにはボロボロになってしまっているから、新しい栞を作ろうと、去年決めていたのだった。


「じゃぁ、前つくったやつは捨てるのかぁ。何年も同じのだったからなぁ。いい出来だったけどなぁ。」


お父さんはそういって前の栞を眺めていた。


「捨てないよ!大切な思い出だもん。

紅葉の花言葉は大切な思い出、自制、遠慮・・・キーホルダーを見ては思うんだ。

日本人って感じがするなって。私はモミジの花言葉みたいな大人になりたいなって。」


「でも、たまには頼ってほしいな。家族だからな。」


「頼ってるよ、大好きなお父さんに!」


私とお父さんはそういってハグをしたのだった。



んー、紅葉ちゃんは何歳なのでしょうか・・・。

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