8話 レベル上げと強さ
文字数が日に日に多くなってます。すいません。
【前回までのあらすじ】
無事洗濯屋を開くことに成功したリュウトは、カルマが元王都直属魔術団団長だったことを知り…?
「いや、団長といっても元だから。そんなにかしこまらなくていいよ。」
「本当にありがとうございます。」
「ため口でいいよ。」
「はい、ありがとうございます。」
「次敬語使ったら殴るからね。」
そんなバカっぽい会話をしていると、空はすっかり暗くなっていた。
「そろそろ寝るか。」
「そうだね。」
「じゃあろうそくの火消すぞー。」
「あ!」
この世界の人たちの急にでかい声を出す癖はどうにかならんもんかね。
「急にどうした?」
「いいこと思いついちゃった。」
「いいこと…?」
嫌な予感しかしないが一応聞いてみる。
「明日、店お休みにしてレベル上げしに行こうよ!」
俺は無視して眠ることにした。
翌日
俺はカルマに引きずられるように西の森へ来ていた。
俺はあのゴブリンが若干トラウマなのだ。
正直に言って戦いたくない!
「なあ、もう帰らないか?」
「まだモンスター一匹も倒してないのに!?」
「別にいいだろ。無事が一番だぞ。」
「さすがにここまで来て何もしないで帰るのはないでしょ。ほら、さっさと行くよ。」
俺たちが幼稚園児とその母親みたいな会話をしていると、カサカサという草が擦れる音が聞こえた。
「何か来るね。」
「カルマ、頼んだぞ。」
「僕がとどめをさすけど、リュウトはその前に一発攻撃入れてね。そしたらリュウトにも経験値が入る。」
「りょーかい。」
草の音が近づいてくる。
「グオオオオオオオ!!!」
でてきたのはこの前のゴブリンよりも一回りどころか四回りくらい大きいゴブリンだった。
でかすぎじゃね!?
どーしよどしーよ
とりあえず魔法を!
『ベンタススラッシュ』
ゴブリンに飛んでいった風の刃は、皮膚を少し削っただけだった。
「強すぎだろあいつ!カルマ、逃げr…」
『クロスソードウォータースラッシュ』
カルマが放った水の斬撃は、綺麗なまでにゴブリンを真っ二つにした。
「え?」
「やったー!倒したね。」
「いや、今の何?」
「今のって、魔法のこと?あれは水の上位魔法だね。」
「上位魔法、というと?」
「簡単に言うと、強い魔法!」
ほほう、大変分かりやすい。
「というか戦ったことあるゴブリンよりもだいぶでかかったんだがそういうもんなのか?」
「いや。あれはガバナーゴブリンだね。通常のゴブリンの10倍は強いんじゃないかな。」
あほ強いやんけ。
それと、ガバナーって支配者って意味だったよな。
怖。
まあいいや。
「どうりで俺の魔法が効かなかったわけだ。」
「でもダメージは多少入ったから経験値はもらえてるはずだよ。見てみたら?」
「え、ここで見れるの?」
「当たり前でしょ。冒険者登録の時にいつでもステータスを見れるようにしてくれるの。あと、使えるスキルと魔法も見れるね。」
はえー、そんな便利なことが。
スキルに関してはあること自体初耳なんだが。
今度あのギルド職員殴りに行ってやる。
「どう見んの?」
「見たいなーって思ったら見れるよ。」
てきとーすぎだろ。
ステータスが見たいなー。
【ステータス】
レベル:40
攻撃力:93
防御力:78
知力 :108
運勢 :35
まじで見れるんかい。
って、レベル40!?
この前のゴブリンとさっきの強いゴブリン倒しただけで?
さっきのゴブリンどんだけ強かったんだ…
あと、運勢雑魚すぎじゃね?
スキルも見てみよう。
スキルが見たいなー。
【スキル・魔法】
『ビートライジング』
『マジックフォルテ』
『ベンタスブレス』
『ベンタススラッシュ』
『サウンド』
『ストレートウォーター』
上がスキルで下が魔法か。
なんかスキルが使えるようになってんな。
レベルが上がったからか?
「カルマ、このスキルの効果分かる?」
「効果が知りたいなーって思えば分かるよ。」
どこまで適当なんだ。
スキルの効果が見たいなー。
『ビートライジング』
一定時間使用者の移動速度を上昇させ、魔法を打つクールタイムが短くなる
『マジックフォルテ』
一定時間使用者の魔法攻撃の威力が上がる
魔法にクールタイムなんてあったのか。
というか、どっちもなんか強そうだな。
まあ使うのはまた今度でいいかな。
「カルマ、あの無駄にでかいゴブリン倒して疲れたから帰うぜ。」
「リュウトはほぼ何にもしてないじゃん…まあレベルも上がったみたいだし、帰ろうか。」
「よっしゃ!」
俺たちは王都に帰ることにした。
帰る途中に違うモンスターに襲われまくったのは触れないでおこうと思う。
これからも文字数が増えていくかもしれません。許してください。




