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5話 パーティーと水魔法

なんとか間に合いました…

【前回までのあらすじ】

初依頼にてゴブリンの群れに襲われたリュウト。

なんとか逃げ帰り、図書館で本をあさっていると青年が話しかけてきた。

どうやら泊めてほしいらしく…


俺はあの後逃げようとした時に見えた青年のうるうるした目にやられ、店で話を聞いていた。

「水魔法ならいくらでもおsぐふっ」

「このよくわからんパンやるから一回黙ってくれ。」

俺はパンでその青年の口をふさぐと、

「君はお金がなくて宿屋に泊まるためのお金がほしいって認識でいい?」

彼はおいしそうにパンを頬張りながらうなずく。

そんなおいしいのかそのパン。

「そしてその対価に魔法を教えてくれる、と。」

「はい!」

パンを食べ終わった彼が元気よく返事をする。

そんな純粋な目で見られたらなあ…

しょうがない。

「俺も金がたくさんあるわけではない。それで提案だ。これを飲んでくれたら泊めてやる。」

「わかりました!それでその提案って?」


俺は宿屋につくと床に身を放り出した。

「広いお部屋ですね!」

彼が言う。

結局、泊めることになってしまった。

だが、パーティーメンバーを確保できたのは大きいな。

「まさか提案がパーティーに入ってくれだなんて思いませんでしたよ!てっきり利子10倍とか言われるのかと思ってました!」

俺はどこまで畜生だと思われていたんだ。

まあでも条件とか言われたらそういう類のものを想像するのも仕方ないっちゃ仕方ないか。

あ、そういえばまだ彼の名前を聞いてなかったな。

「そういえば君、名前なんて言うの?」

「ああ、言いそびれていましたね。改めまして、僕はカルマと申します。よろしくお願いします!」

カルマか。

やっぱり異世界って感じがする。

「俺の名前はリュウトだ。よろしく、カルマ。あと、敬語はなんかパーティーメンバーなのによそよそしい感じがするからやめてくれ。」

「あ、そうですね。じゃあ、よろしく、リュウト!」

なんか異世界始まった気がする。

「じゃあ挨拶も済んだことだし、水魔法を教えていくよ。」

忘れてた。

俺はきれいな正座を見せつつ、

「よろしくお願いします。」

「さっき敬語使っちゃダメって言ったの誰だっけ…?」

「先生みたいな立ち位置だからつい。」


1時間後…

「これで基礎魔法くらいなら使えるはず。リュウト、適正は?」

「風と音撃ってやつだな。」

「お、音撃か。まあいいや。水は適正じゃないのね。」

やはり適正は重要らしい。

「じゃあやってみて!」

カルマは試行を促す。

「わかった。」

俺は宿の桶に向けて手をかざし、

こんな感じか?

『ストレートウォーター』

すると見事桶に水がたまった。

「よし!」

「おお、うまいね!」

「だろ?」

「謙遜って知ってる?」

そんなものは知らん。

「あ、さっき聞きそびれちゃったんだけど、水魔法で何がしたいの?」

そういや言ってなかったな。

「洗濯だよ。」

「は?」


字数の制限があるていどできるようになって勝手に成長を感じています~

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