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13話 お久しぶりです

ギリギリになってすいません。

【前回までのあらすじ】

久しぶりにギルドに来ていたリュウト達。

それはパーティー登録をするためであった。

そこで依頼を受けることになり…?


「ねえリュウト、このヴァンパイア討伐ってやつすっごいいい報酬もらえるよ。やってみようよ!」

「こっちの悪魔討伐ってのもなかなかにいい報酬がもらえるわよ。リュウト、これにしましょ!」

「あーあー。俺は何も聞こえない。」

なんでこいつらはそろいもそろって難しそうすぎる依頼を見つけてくるんだ…

「ねーねー、受けようよー」

「そうよ。何か一つ挑戦してみないと腕がなまるわよ?」

「俺はお前らと違ってなまる腕が無いんだよ!」

「「えー」」

こいつらまじで…!

「ああわかった。依頼は受けてやる。だがしかーし!この前戦ったガバナーゴブリンより強い奴はだめだ。わかったな!?」

「「はーい」」

こいつら戦闘のことになると息ぴったりだな。

普段は洗濯用の桶取り合って喧嘩してんのに。

「で、結局何を受けるんだ?」

「それなんだけど、ちょうどガバナーゴブリン討伐の依頼が出てたからもう受諾しといたよ。」

「「え?」」

「じゃあ早速行こー!」

「行こー!」

「おい待てゴラ。カルマはまだ分かるとしてなんで今の今まで驚いてたメロウまで乗り気なんだよ。おかしいだろ。」

「そりゃあ驚きはしたけどまたモンスターと戦えるんでしょう?じゃあ行くしかないよね!」

なんでうちのパーティーは戦闘狂が多いんだ…

「意味わかんねえ。でももう承諾しちまったんだから俺がこれからどうしようが関係ないか。しょうがない、行くか。」

「れっつごー!」


俺たちはまたまた西の森に来ていた。

「やっぱりここ何度来ても広くてモンスター多いよね。」

魔法で敵を薙ぎ払いながらカルマが言う。

モンスターにたかられてるのにこいつすげえ冷静なんですけど。

こっわ。

「確かにこの森はほかのところに比べるとモンスターが多いかも。」

ダガーを振り回して敵を切り裂きながらメロウが言う。

なんでこいつらこんな冷静なん??

メロウに関しては冒険者になったばっかだよな??

俺が頭の中で純粋な疑問を抱いていると、聞き覚えのある草野擦れる音が聞こえた。

「来たね。二人とも、やるよ。」

「おう。」

「ええ。」

俺たちが声を掛け合った瞬間、

「グラオオオオオオオオオ!!」

ガバナーゴブリンが姿を現した。

それと同時に魔法が飛ぶ。

『ウォータークラッシュ』

カルマが放った水球はゴブリンに当たった瞬間にはじけ、消え去った。

「あれ!?効いてない…威力調節しすぎたかな…」

いや、あいつの攻撃通らないの致命的なんですが?

こうなれば仕方ない。

俺もやってみるか。

『マジックフォルテ』

からの、

『ベンタススラッシュ』

俺の腕から飛び出した風の刃はゴブリンの足に傷を負わせた。

成長を感じる…

と、呑気にしみじみしている場合ではない。

どうしたものか。

『トレンチャントベヨネット』

そう考えていると、メロウがスキルを使った。

ダガーが赤く光り始めた。

いつ見てもかっこいい。

怖いけど。

『デュアルアサルト』

メロウが唱える。

!?

初めて見るスキルだ。

メロウが呪文を唱え終わるとダガーが変形し、双剣になった。

かっっこよ!

「うおあああああ!」

うん、いつも通りの気合の入り方だな。

メロウはそのままゴブリンの懐に入り込み、真っ二つに切り裂いた。

「やったね!」

天真爛漫な笑みを浮かべるメロウに俺が抱いた感情は、恐怖であった。

カルマといいメロウといいなんでうちのやつらはこんなにも強いんだ。

俺なんて洗濯が取り柄なのに…

「メロウ!今のすごいね!どうやったの!?」

「なんかこの前のオーク戦でスキルを覚えたらしいんだよね。それで使ってみたの。」

「すっごい格好良かった!また見せてね~」

「次の戦闘ですかね。」

なんでこいつら戦闘後なのにこんな和気あいあいとしてるんだ…?

今日も今日とて疑問が募るリュウトなのであった…

作品のテーマから外れてね?って思った方。もう少しだけ辛抱を…(懇願)

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