11話 新たな目標
投稿遅れて申し訳ありません
いろいろ事情があったもので…
【前回までのあらすじ】
無事に宰相の娘、ドルント・メロウをパーティーメンバーにひきいれることに成功したリュウト達。これから何をするのか…?
「クランツさーん!」
「おや、カルマ殿ではありませんか。この度はどのようなご用件で?」
俺たちはメロウのパーティー加入を伝えるために王城に来ていた。
「今日はお宅のメロウさんがパーティーに加わったことを報告しに来たんです!」
「おお、本当ですか!それは本当にありがたい…って、あれ?ではメロウは一体どこにいるんです?」
「後ろです。」
「へ?」
「なんで言うのよ。」
カルマの声と同時に父の後ろに回り込んでいたメロウが言う。
「メロウ!?いつからそこに…?」
「最初から。」
「そ、そうか。ゴホン、では改めて。メロウ、パーティー加入おめでとう!」
クランツがメロウに抱き着こうとすると、
「キモイ、寄るな。」
絶賛反抗期のようだ。
俺は半泣きになっているクランツを生ぬるい目で見つめながら言った。
「今日はそれだけですので、では!」
「ふう、同じ王都とはいえ王城はやっぱり遠いな。」
俺たちの移動は基本徒歩なのでなかなかに疲れる。
「ええ、私は今まで馬車で移動することが多かったから疲れやすいのもかも。」
いいご身分だこと。
「ん?メロウがいるんなら僕たちも馬車に乗れるんじゃ?」
「「あ」」
俺たちの移動手段は徒歩から馬車にレベルアップした!
「まあそんなことはどうでもいいんだよ。」
どうでもいいわけないだろ。
「せっかくメロウが入ったんだからさ、もう一回パーティーの目標とか決めようよ!」
そういえばメロウが入る前にちょろっとそんな話したな。
「まあ目標はあったほうがいいかもな。」
「私も目標があったほうが頑張れると思うわ。」
「じゃあやっぱり魔王討伐かな!」
こいつまだそんなこと思ってたのか。
現実的に考えて厳しいものがあるだろ。
「魔王討伐…いいわね、それにしましょうよ!」
なんでこいつらはこうも単純なのだろうか。
「いや、カルマにはこの前言ったがいくら何でも魔王はきついだろ。」
「目標を立てる段階から挫折してどうすんのさ~目標なんだから実現できるかできないかは関係ないの!」
「いや、それはそうだけど…」
「まあいいじゃない。目標が高くて悪いことはないでしょう?」
「うっ、分かったよ。だがその代わり店もちゃんと続けられる範囲でな。」
「「やったー!!」」
まったくこれからどうしたものか。
でも、せっかく異世界に来たんだからでかい目標くらい立ててもいいか。
おっと、もうこんな時間か。
「おいお前ら、そろそろ店開ける時間だ。準備するぞ!」
「「ラジャー!」」
いつもよい少し短めですがご了承を。




