用語説明【NEW】
本当は物語に組み込みたかったですが断念しました
が、話を進めるのに用語の解説しないとややこしいんでまとめときます
基本の用語と捉えて貰えると良いかなと思います
製作の都合上本編でも解説パートありますが相違無いようにしてはいます
【霊禍】
20世紀の大戦時に公に存在が認められた超常的な存在を指す。魔力を帯びない現代兵器は殆ど通用せず、騎士による討伐、封印が必要とされる。
その存在については現在も分かっていないことも多いが、所謂人間のいる世界とは別の世界から出現していると言う説が支持されている。
主には獣のような姿が多いが、稀にヒト型の霊禍も出現するとされている。
危険度を示すランクはE~A級まで分けられる。
(E級はポルターガイストを引き起こす程度。A級までいけば国家存続や人類への多大な影響が予測される)
【学園都市】
日本全国に8つ存在する騎士を養成するための学園を有する都市。各学園によって育成方針は異なり、第三学園のように最前線で戦う騎士の養成が得意な学園もあれば、デバイスの開発や術式の研究を主とした後方部門の育成に秀でた学園など多種多様な形式がある。
【太陽剣舞祭】
学生騎士最大規模の騎士同士が戦う大会。8つの学園から選抜された5人が予選を行い上位16名が決勝トーナメントに参加し優勝者を決する。優勝者には卒業時に協会本部に推薦で就職したり特別階級として暫定C級と言うB級3人以上、或いはA級一人が同行することで霊禍討伐に参加可能となる。当然剣舞祭の結果は履歴書に記載可能であるため特に力を十分付け始めた三年生にとっては重要な大会。騎士のタイプは不問だが大多数は魔導騎士になっている。剣舞祭となっているが大会創設時の名残であり剣士でなくとも参加可能。
【魔導騎士】
絋人達のように唯一無二のデバイスを顕現させることで戦う騎士を指す。魔術を併用したり、様々な形態のデバイスを用いることで戦うため騎士の数だけ手数があると言われている。熟練の魔導騎士は総じて固有の術式など有していることも多く、瞬間火力は機動騎士のそれとは一線を画す。基本的に個人の魔力量≒技の威力となることが多い。魔導騎士にだけ習得可能な奥義も存在する。
【機動騎士】
魔力使用が困難、或いは魔力量が少ないが外的なデバイスを使用し霊禍と戦う者の事を指す。特徴として少量の魔力の使用或いは予め魔力を込めたデバイスを使うため比較的誰でも使用しやすいと言う点が上げられる。その構造上一定以上の魔力使用は不可能であり瞬間火力はそれほど高くないが安定した戦闘を展開することが出来る。勿論正規デバイスは騎士本部に騎士認定を受けなければ使用できない。
【精霊騎士】
仕組み的には魔導騎士に似ているが異なる点として【精霊】などを使役しながら戦う。所謂陰陽師がイメージには近い存在。世界全騎士の中で5%にも満たない貴重な存在。精霊騎士のいない国はあるが日本はその存在が絶えたことはない。
【精霊】
根源的には霊禍とほぼ同質の存在。精霊騎士などに使役されることで人類への影響を制限される存在。古く日本では妖怪などと呼ばれる存在。
【騎士協会】
日本国内全ての騎士を取りまとめる組織。10年毎に本部機能を投票で選ばれた学園都市に移す決まりになっており現在は第三学園都市に存在する。
魔導、機動の両騎士が多く在籍するが制度制定の際に揉めた過去もあり、上の世代ほど魔導騎士と機動騎士の関係はよくない。
【デバイス】
全ての騎士が用いる武具を指す。
魔導騎士の場合は同系統はあれど同一のデバイスは存在しない。熟練者であれば固有の術式なども使用可能。
機動騎士の場合は統一化されており、組み込む術式など細かい組み合わせは変えられるが火力自体はそこまで高くない。
【騎士の序列】
保有する魔力量や術式、実戦経験などを踏まえてC~A級まで選定されている。C級では単独での霊禍討伐など危険度の高い任務は任されることはなく必ず複数人のC級もしくはB級以上が同行する決まりとなっている。A級の中でも飛び抜けて実力がある者を【十二神将】と呼ぶ。
【十二神将】
日本国内の全騎士の中でも最上位のものがそう呼ばれる。単独でランクA以上の霊禍を討伐可能。十二神将に選ばれると二つ名が与えられる。現在国内最高の騎士は【剣聖】の二つ名が継承されている。こちらも多くは魔導騎士だが現在は機動騎士も2人選出されている。
【天下五剣】
剣士タイプの騎士の中でも特に優れたものをそう呼ぶ。ここから十二神将に選出されることも多く名誉な称号である。現在は1席空席であるが残る4席は学生騎士から選出されるという史上初の出来事が生じている。その枠に第三学園から二人が選出されている。選出されている4人全員実力が飛び抜けていることから既に暫定C級が付与されている。




