僕色染まれ
展開が早いです。
あとグロくないけど、なんというか残酷です。
『ハーメルン』でも色々掲載してます。
『好きです……付き合ってくださいー』
高校の放課後の校舎裏、僕は唐突に呼び出されてそう言われた。
顔を真っ赤にする美女。背は小さくロリっぽい。
「……」
美女はこちらを向いて返事を待っている。子犬みたいに。
嬉しかった。僕も彼女の顔とルックスが大好きだ。
艶の良い黒髪。目の隣のホクロ。出しゃばんない胸。出しゃばる尻。
追加で、僕は彼女で入学初日からいろいろな妄想をしている。
「あの……返事…が欲しいです…」
縮こまって下を向いている。
うん…わかったー
彼女に近づきながら言う。
下を向き拳を強く握っていた。
妄想だけで満足していたのに僕の物になる…
考え事をしながら、彼女の目の前に立つ。
まだ下を向く彼女。髪型はショート。
その頭をぽんぽんする。
顔を赤面させ、戸惑う彼女。僕は告げる、
「いいよ」
告白の返事を。
それを聞き、顔を上げる君。
僕は強く握った拳でそんな君のお腹を殴る。
膝を地面にガクリと落とし、口からヨダレを出す。
いい顔。
そして彼女の首に両手を密着させ、力を込める。
首を締められた彼女のヨダレはさらに垂れ、苦しそうにアヘる。
「彼女になったんだから僕の色に染まってよ」
「………」
彼女の返事はなかった。
そんな彼女を今でもクローゼットに仕舞ってある。
書きながら恋愛したくなりました。